毎月第1水曜日と第3日曜日の13:00~16:00、熊本市国際交流会館2F相談カウンターにおいて、熊本県行政書士会会員の申請取次行政書士が、無料相談に応じています。
1月10日(日)13:00~16:00には、当職が相談員として対応いたします。
https://www.kumagyou.jp/?page_id=220
https://www.kumamoto-if.or.jp/plaza/default.html
https://www.kumamoto-if.or.jp/kcic/kiji003277/index.html
写真は記事と関係ありません。イタリア・ローマ、スペイン広場(1990年12月撮影)。
「1990年」タグアーカイブ
やさしい日本語
所属団体の研修で「やさしい日本語」のポイントを学ぶ機会がありました。日本語を母語とする人が、日本語を母語としない人たちと接するときに役立つ内容でした。東京都が2018年に行った都内在住外国人向け情報伝達に関するヒアリング調査によると、希望する情報発信言語として「やさしい日本語」が「英語」を上回っています。ではどうしたらいいのでしょうか。たとえば、易しい言葉に書き換えて分かりやすい書き言葉にすることができます。話すときは相手に分かってもらっているか優しく確かめながら進めて行きます。これは外国人向けだけでなくて日本人の高齢者や子ども向けにも必要な対応だと思いました。 https://www.moj.go.jp/isa/support/portal/index.html
一方、日頃見聞する出来事によっては、悲憤慷慨することが多々あります。当然内容的に「やさしくない日本語」で表現したいことが多くあります。私のSNS・ブログにおける情報発信は、ビジネス目的であるよりも自分の日々のメモ代わりが主なので、多くの読者を獲得しようという目論見はもともとありません。あえて読んでみる方は物好きな方に違いないと考えていますので、やさしくない日本語をこれからも多用して咆えていこうと思います。
※写真は記事と関係ありません。アンカレッジ空港内のホッキョクグマ剥製(1990年12月撮影)
シャンパーニュ大市の姿から
またしても『ヨーロッパ覇権以前』についての投稿となりますが、13世紀のフランスに出現したシャンパーニュ大市の姿に、現在の経済安全保障や取引の安全の起源を見るようで、たいへん面白く読めています。市の中には、文字を読み書きできない人のために手紙を書いたり、契約文書を作成したりする代書人も登場します。これなどは、現代日本でいうところの行政書士を連想する仕事で、勝手に親しみを覚えました。この当時、活躍したのはイタリア商人で、彼らの交易の安全を確保するために、市が立つ領主は手数料をとって保障しました。取引のトラブル防止のためさまざまな経済刑法も発展したようです。ちなみに銀行(バンク)の語源は、イタリア語ということも本書で知りました。日本銀行のホームページにある解説文を借りると、以下の通りとなります。「『Bank』の語源は、12世紀頃、当時世界の貿易、文化の中心地であった北イタリアに生まれた両替商(銀行の原型といわれている)が、両替のために使用した『BANCO(バンコ)』(長机、腰掛け)とする説があります。」。写真は、イタリア・ナポリで見かけた移動販売車(1990年12月撮影)。