我独恥天地

写真は地元市役所別館の一室にかかっている額です。似たような言葉で、和気清麻呂の「我獨慙天地」というのがあるようです。それだと、「我独り天地に慙ず(われひとりてんちにはず)」と読み、「国家の命運が誰と議論するでもなくただ自分の判断に懸っていて、とても畏れ多いことで不安で仕方ない」という意味があるそうです。写真の揮ごうでは「恥」の字と差し替えになっています。首長ともなると、そういう気持ちを持つのかと思います。