中抜き計画では困る

この一週間は所用が立て込み本ブログの連日投稿が途切れてしまいました。さまざまな経験を積む機会を得ていますが、市の地域福祉計画策定に伴う地区座談会へ地区の民生委員代表として参加したのですが、座談会の意義について大いに疑問を持ちました。市の意向としては、すでに計画策定委員会のメンバーを決めて、市民アンケート結果や各地区座談会結果を反映して計画を策定するということでしたが、せっかくの座談会には委員の出席がなく、民間事業者の仕切りでブレインストーミング方式のグループワークをさせるというものでした。まずアンケート結果の分析の切り口が雑でした。分析についてはともかく、座談会参加者へアンケート結果を事前配布するだけでも座談会の議論の深まりが期待できるのにそれがありませんでした。委員へ生の意見や提案を伝える機会がなく、いわばその場限りの頭脳ゲームに過ぎないグループワークでは適切な議事録としても残らない恐れを感じました。もともとが、法律に基づいて地方自治体が計画を策定しなければならないのですが、現場の行政職員はルーティンの業務の処理に手いっぱいで、こうした計画策定の仕事は能力的にも時間的にも無理なのではと思いました。だから、民間事業者に計画策定の流れの管理を任せてあまり独自性のない通り一遍の作文しか出来上がらないのだろうと思いました。コロナ対策でさまざまな給付金・補助金制度の運営事務が民間事業者に任され、中抜きビジネスとの批判を浴びましたが、地方でもこうした仕事の進め方の一端に触れると、計画段階から中身のないまさしく中抜きになるのではと思わされました。