GDPの伸びと幸福度は別

晴天が続いていて近隣では稲刈りが進んでいます。おかげでノドの調子が良くありませんが、農家にとっては絶好の収穫日和なわけで立場が異なると利害は衝突するものです。GDPの伸びも同じようなことがいえます。GDPが伸びると一般に経済成長をしていると考えられ歓迎されますが、GDPがカウントする消費には幸福なものもありますが、不幸なものもあります。たとえば、災害復興に伴う消費などはそうです。コロナ禍にあって今年は蔵書を再読する時間が増えました。これなども新刊書を買うことによるGDPアップへの貢献はありませんが、私的には知の充実という幸福度の高まりがあります。つまり、負の消費もGDPアップには貢献するのですが、GDPがアップしなくても不幸だとは限らないということです。一面的な捉え方をすると、政治を誤ることがこんなことからも言えます。また、多面的な捉え方を提示するのが社会科学の知見というものです。