東アジアと英国のかかわり

次に読む本のタイトル『悪党たちの大英帝国』は、おどろおどろしくいささか悪趣味ですが、歴史上言い得て妙なのは事実だと思います。香港や台湾問題の遠因は英国のかかわりを抜きには語れませんし、近代日本がアジア侵略に乗り出したのには、英国の手口を学んだ側面は否定できません。日露戦争については、英国に踊らされて有頂天になった側面もあります。植民地経営のやり方は英国をモデルにしたところもあります。大英帝国の礎を築いた権力者の実行力は是非を別にして並外れたものがあり、ヒール役として引き付けられるものがあります。