現代東アジアの政治と社会

前にも書きましたが、先々に読みたい本があることほど、うれしいことはありません。今の中国の不運は周恩来のような寛容力のある政治家がいないことではないかと思います。それは、日本やロシアなど周辺国にもいえることです。周恩来については、かつて読んだ野田正彰著『戦争の罪責』で、日本人B級・C級戦犯を赦した懐の深さが描かれていました。一方で、「迷惑」と通訳された田中角栄の言葉を聴いた際には激怒した歴史もあります。