本日午前中は、地元民生委員の定例会議でした。自然と令和2年7月豪雨に際しての避難のあり方についての意見交換が盛り上がりました。新型コロナの影響で市が開設する避難所が従来の福祉センターからだだっ広い市民体育館になってから、避難者の利用が減りました。一つは体育館は床張りなので、気軽に横になれないようです。それと、利用者が少なすぎるがために寂しく心細く感じられるようです。そのため、せっかく避難所へ行ってみても、その雰囲気に萎えて戻る人がいるとのことでした。体育館を避難所として開設するならするで、間仕切りや畳、段ボールベッド、椅子を入れたりするなど、落ち着ける環境の用意がほしいと思います。どうも行政の意向として避難所利用よりも親族知人などの安全な場所に位置する個人住宅への避難を推奨しているきらいが感じられます。ただ、そうした個人住宅への行き先をもたない要支援者もいるので、一時的に受け入れ可能な介護施設やホテル旅館へのつなぎを行政がとってくれるような仕組みができると有益だと思います。