自動販売機入門

山折哲雄著『 「ひとり」の哲学』(新潮選書、1300円+税、2016年)の文体とは相性が悪く、遅々と進んでいません。脇道にそれて、黒崎貴著『食品知識ミニブックスシリーズ 自動販売機入門』(日本食糧新聞社、1200円+税、2016年)を読んでいます。現在、国内飲料メーカーの再編はめまぐるしくそれだけに街頭の自販機風景も今後様変わりしてくると思います。自販機の歴史は意外に古く、すでに明治時代には開発されていて、大正時代には駄菓子の自販機が登場しています。「ノンキナトウサン」をモチーフにしたデザインのそれは現代にあっても受けそうな気がします。