急増する危険アプリ

本日発行の『東京IT新聞』では、アンドロイド端末向けのアプリの正規マーケットにおいて1割が、外部から遠隔操作で端末内の個人情報を抜き取られる不正なものだったと報じています。スマホユーザーがアプリをインストール際には必ずアクセス許可をしなければなりませんが、無料であるということに惹かれて知らぬ間に個人情報の引渡しに応じてしまう結果となります。次期のアンドロイドOSは、このアクセス許可の設定が細かくなることによって、安全性を高めるということですが、ユーザーとしては無用なアプリは入れないというのが、もっとも有効です。いくらシステムの安全性を高めても、年金情報の流出問題に見られるように、防波堤はユーザー次第です。
写真は記事とは関係ありません。熊本空港内の県産畳表を使ったベンチの縁どりが「くまモン」柄でした。