「国立歴史民俗博物館」訪問記

千葉県佐倉市にある佐倉城址の一角に建つ「国立歴史民俗博物館」が開館したのは1983年のこと。都内に在住していたその時分に一度行ったきりで、以来足が遠のいていましたので、先ごろ40年以上の時を経て2度目の訪問を行いました。沿革で振り返ると、前回訪問時の展示規模は現況の半分以下でしたし、リニューアルもあって、今回訪ねてみると、まったくの別モノ、初めての施設といった印象を持ちました。それと、急に思い立って向かったので、着いたのが閉館まで残り1時間という状況でした。第1展示室(先史・古代)だけで気付いて見ると30分を費やしてしまい、続く第2(中世)・第3(近世)・第4(民俗)・第5(近代)・第6(現代)の展示室については相当駆け足の見学となってしまいました。本来朝から夕方まで終日通しで観に行くつもりで予定を立てるべき施設だったと思いました。
さらに、同地は、佐倉城址であるとともに、先の大戦まで旧日本陸軍の歩兵第五十七聯隊(1944年、フィリピン戦で壊滅)の兵営があった戦跡の場所でもあります。近現代史のオープンミュージアムの地でもあることを踏まえると、第6展示室だけでももっと丁寧に観たかったと悔やみました。熊本関連ではチッソと水俣病の展示がありました。
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