第6の大量絶滅期に生きる

「銀座 桃花源」が博品館ビルに移転してから行ったことがなかったので向かってみたのですが、あいにく当日は臨時休業でした。せっかくですから、博品館ビル内の売り場をひと通り見て、昨今の人気おもちゃについて知ることができました。それとなんといっても銀座です。並木通り沿いの居並ぶ高級ブランド店の外観だけを見て回りました。いくつかの県のアンテナショップについては入店してみました。そこでは、まだまだ知らない特産品がたくさんあるものだと驚きました。
そういう華やかな消費の世界、栄華の極みを垣間見た後、上野へ移動しました。ここもパンダや印象派絵画(国立西洋美術館で開催中)目当ての人出が多いように感じましたが、私の訪問先は国立科学博物館で開催中の「大絶滅展」。以下は、大雑把な展示の中身です。
この地球に生物が登場してから大量絶滅(種の約70%)が5回あったのだそうです。通称「ビッグファイブ」という出来事です。要因は火山活動によるものが4回、小惑星衝突によるものが1回となっています。寒冷化して凍結すれば海面が低下するとともに光合成生物は活動を停止し二酸化炭素吸収は減ります。そうした中で火山から放出された二酸化炭素が蓄積すると温室効果で温暖化が起こり凍結は終わります。寒冷化にしろ温暖化にしろ極端な環境変動は、二酸化炭素や酸素の濃度変化をもたらし、大量絶滅を引き起こすこととなります。
このようにこれまでは、生物それ自体が環境変動の要因ではなかったのが、第6の大量絶滅期の要因は人間活動それ自体に求めることができます。たとえば、核実験による放射性物質、化石燃料の燃焼に由来する微粒炭、鉛や水銀などの重金属、PCBやDDTといった化学物質、マイクロプラスチックなどは、人間活動によって生じていて、二酸化炭素濃度と気温の上昇にも連動しています。この人間活動が変えた地球環境の悪化をいかに食い止めるかも、まさにこれからの人間活動如何にかかっています。