4月9日、地元の小学校と中学校の入学式に、それぞれ午前と午後参加しました。入学式は卒業式と比べて式典時間が短いのが通常です。集中力がない小学1年の新入生ならなおさらのことで、卒業式の3分の1程度、30分余りで終了します。今回初めての経験として卒業式においては教育委員会告辞がペーパー配布でしたが、来賓祝辞もペーパー配布となり、さらに簡素化されました。これはたいへんいい試みだと歓迎しています。
一方、今回の小学校入学式では、先月の小学校卒業式と同様、市議(※1)が来賓紹介後に式途中で退席しました。全体で30分余りの式典において閉式まで残り10分もかからない時間帯にただひとりわざわざ退席するのです。そんなことなら最初から出て来るなと思いますし、忙しそうな政治家センセイとしての大物感を出したいと、ひょっとして本人はカン違いしているのではないかと思います。他の列席者からすれば、その行動に当該人物の小物ぶりが印象付けられます。まぁ、こちらとしては、地域内での人間観察のいい機会となる楽しみもあります。
中学校の入学式で目新しかったのは、今月から導入された市立中学校標準服を着用した新入生もかなりいたことでした。ブレザーにネクタイかリボン、女子はスカートではなしにスラックス着用も可能です。選択の幅が広がったのはいいことだと思います。従来の標準服(制服)は、51年前に入学した私の時代と同じ詰襟学生服(男子)・セーラー服(女子)のタイプです。式場内の在校生(2年生・3年生)で新標準服に身を包んだ生徒は見当たりませんでした。市の社会福祉協議会が不用な制服の寄付を募り安価で販売する「制服バンク」事業を行っています。こうした事業はたいへんいいことですが、もっと根本的なことをいえば、私服通学も可とする道もあっていいのではと思います。
式の運営については、先月の卒業式ではペーパー配布だった教育委員会告辞が登壇復活し、逆に卒業式では登壇だった来賓祝辞がペーパー配布となりました。小学校と同じくどちらも登壇なしで良さそうなものだがと思いました。特に教育長が何かあったら学校へ言ってくださいと述べていましたが、せっかく登壇するのであれば(学校に言っても埒あかないこともあるので)教育委員会へも言ってくださいと呼びかけてもいいのではと思いました。
最後に、ここでも全体で45分程度の式で残り10分足らずの時間帯にただひとり途中退席の市議(※2)がいました。この人物は先月の小学校卒業式でも上記の市議(※1)と連れ立って途中退席していました。ということで、最初から出てくんなという印象の悪い市議が(※1と※2の)2人います。
https://www.city.uto.lg.jp/article/view/1193/8595.html
http://www.utoshakyou.jp/business14.html
