ネット観戦の楽しみ

ウエイトリフティング競技の審判員資格を保有している関係で、2024年度中に九州内で開かれる3つすべての全国大会に審判員として参加する予定です。近年はこの全国大会に限らず国際大会においては、動画配信されることが多くなりました。ちょうどこの時期は、タイにおいて世界選手権大会が行われていて、しばしば視聴しています。
ウエイトリフティングの場合は、チーム対戦型のスポーツと異なり、資金力のある大国ばかりではなく、かなり小国からの参加が実に多いのが特徴です。男女別・体重階級別にそれぞれ出場選手層の厚さが異なりますから、バラエティーに富んでいます。同時に当然のことながらネット観戦者もさまざまな国・地域の人たちが一堂に会して視聴しているのが、「いいね!」やコメントからうかがえてたいへん面白く感じます。ですが、北朝鮮や中国からの選手の出場はありますが、ネット観戦者についていえば、さすがに確認できませんでした。
さらに面白いのが、私自身がそうでしたが、必ずしも自国の選手が出場していない試合でも視聴する国・地域の人が多いということでした。こうなってくると、出場選手の所属国・地域にかかわりなく、純粋に競技観戦を楽しんでいる印象を受けました。
これと対極をなすのが、場を腐らせる人たちの存在ではないかと思います。本日の地元紙読書面に、作家の佐藤優氏による片田珠美著『職場を腐らせる人たち』(講談社現代新書)についての書評が載っていて、こういう人とは極力接点を持たない方がいいと書いていてこれも面白く感じました。「こういう人を根本的に改心させるためには全人格的に付き合う必要がある。そういう課題は宗教家に委ね、職場ではこういう人との付き合いに費やすエネルギーをできるだけ少なくするというのが現実的処方箋と思う。」ともありました。
「職場を腐らせる人たち」の15事例は、以下の通りとなりますが、確かにこういう人をXの投稿で見かけることはあっても、ウエイトリフティングのネット観戦者の書き込みで見たかけたことはありません。ストレスに感じるかどうかは、チームスポーツか個のスポーツかの違いもあるのでしょうか。15事例◇根性論を持ち込む上司◇過大なノルマを部下に押し付ける上司◇言われたことしかしない若手社員◇完璧主義で細かすぎる人◇あれこれケチをつける人◇八つ当たり屋◇特定の部署にこだわる人◇いつも相手を見下す人◇相手によって態度を変える人◇他人のせいにする人◇不和の種をまく人◇他人の秘密を平気でばらす人◇その場にいない人の悪口を言う上司◇陰で足を引っ張る人◇ストーカー化する人。