アレではなくコレだ

「エッフェル姉さん」などと共に新語・流行語大賞2023にノミネートされた「アレ」について本日の朝日新聞教育・科学面に面白い記事が載っていました。言語学者の研究によると、指示詞の「あれ」や「これ」を表す単語は、世界的にあるそうです。しかも面白いことに、文化や地域が変わっても、対象物が自分から50センチ程度までの「手の届く範囲」を「これ」と表現する傾向が、世界共通ということでした。その意味では18年もリーグ優勝から遠ざかっていた阪神ファンにとっては、まさしく「アレ」であり、さらにその倍以上の38年ぶりの日本一は「アレのアレ」に違いなかったと言えます。記事は空間範囲についてしか触れてありませんでしたが、時間範囲で言えばぜひ来季から「コレ」を達成し続けてもらいたいと思います。1年前にJ1まであと1勝だったロアッソ熊本にしても昇格は「アレ」ではなく「コレ」なんではないでしょうか。
写真は記事と関係ありません。パリのエッフェル塔。1991年12月撮影。