「財務省解体デモ」を持ち上げる方々のX投稿を見ると、結果的に国益となる国際援助や国際貢献に否定的であったり、国内で暮らす外国人に対しても不当に排外主義的な、何事も短絡的にしか物事を受け止られないTrumps的言動が多い気がします。
税制や社会保障のあり方の見直しを求めたいなら、声を伝える相手の矛先としても見当違いに思えます。
Trumpsとは、「世界に複数いるトランプ的人物」のことを指します。
a Trumpとは、Trumpsのひとりのことを指します。ポピュリズム権威主義の統治術を志向し、民主主義にとって極めて敵対的な言動をとる独裁者と評して差し支えないと考えています。
独裁者の特徴を、シグマンド・ノイマンの著書『大衆国家と独裁――恒久の革命』から借りると、「あらゆる独裁者には、友もなく同輩もいない。…彼は何者をも信頼しない。ある意味で世を捨てているのである。これこそ『超人間的指導者』となるために彼の払う代償である。彼はあまりにも大きく、あまりにも強く、そのために、またあまりにも孤独である」となります。
彼らは、一口で言うと、「お山の大将」です。彼らには、相手のために耳の痛いことでも忠告してくれる友人である「クリティカル・フレンド」がいません。近づいてくるのは利権を貪るさもしい人ばかりとなります。そして、表面上の学歴がどうであれ、トランプ氏のように歴史や科学に無知な傾向を感じます。