社会インフラか、はたまたネット犯罪の温床か。
同年代のユーザーが本稿で書かれているかなりの部分で共感しました。
確かに詐欺的な投稿・広告やコメント、友だち申請が多くてウンザリさせられます。
怪しいコメントを真に受けて返信されているアカウントを見かけると、お気の毒に思います。
こうしたことから、パソコン通信時代のフォーラムのような節度あるコミュニティ空間が失われ、荒涼とした一方的宣伝と論駁の場が大勢を占めてきたのでしょうし、気軽に実名で発言することが憚れ、鍵アカが増えてきたように思います。
表向きそうではありますが、無料で使える社会インフラとして今も機能しているのも事実で、民衆知を共有する空間として、やはりSNSは有効です。実際にリアルな知人と対話すると、SNS上では反応していなくても、結構投稿は見てますという声を聴くことは多くあります。現在、有料マスメディアの購読者が減っているのに比べたら、記者専業でもない一私人の考えを表明する場としてこれほど有効な手段は他に見当たりません。
私の場合は、他人からの負託を受けた公職者でもないので、別に政策表明する必要もありません。どちらかというと、アイデアのメモの書庫としてSNSを活用しているに過ぎません。だから私の投稿記事の読者のみなさんのことをずいぶん物好きな人だとしか思っていません。それでも何か食いついてこられた場合は少しでもお返しをするのが礼儀だと思っています。