日別アーカイブ: 2022年5月10日

体育大会は嫌いだ

小中高を通じて基本学校は好きではありませんでした。今でも特にこの時期は学校周辺を通りかかると体育大会の練習の声が聞こえてきます。コロナ禍前には本番の大会に招待されて見に行ったことがありますが、行進などはどこぞの軍事パレードのようで気持ち悪くなります。当事者であった時代もこの本番に向けた練習などは、号令で一糸乱れるように子どもを調教するのがだれかのための満足だけにあるようで、まったくバカげているとしか思えず、まるでやる気が起こりませんでした。学校で唯一落ち着けるのは、昼休みの図書室だけで、小学校では毎日小学生新聞、中学校では世界、高校では朝日ジャーナルを手にすることが多かったように思います。たとえば、中学生の時にはどんな職業に関心が高かったかというと、作家でした。それもいわゆる純文学ではなく五味川純平のような戦争文学を好んで読んでいましたから、書くことよりもとにかく社会の根っこを知りたいという願望が強かったように思います。なので、作家になるためにはどうしたらいいかという方法論を考えることはありませんでした。当時の思い出として同じ中学のある生徒が将来の目標として地元の国立大学の法文学部に進んで、やはり地元の県庁に入りたいと話しているのを聞いて、相当衝撃を受けた記憶があります。まずそのような「コース」があることを当時の私は知りませんでしたし、それが優れて価値のある職業選択だという意識もありませんでした。ただただ驚いて他の人は非常に現実的な進路を考えているのだなと思いました。
写真は1989年のメーデーを迎えたときのサンクトペテルブルクで見かけたソ連兵の一団。