日別アーカイブ: 2021年5月22日

五輪強行は興行的にも無価値では

地元出身の大関・正代が昨日勝ち越しを決めてカド番脱出となりました。仮に陥落してもこれこそ本人の実力次第の個人事業主の世界なので同情することはありません。やはり大関の一人が禁止されていた飲食を伴う店舗への夜間外出の責任を問われて処分を受ける見通しです。これにいたっては、社会人としてのモラルの問題になるので、さらに同情の余地はありません。さて、問題は東京五輪です。いまの大会のあり方や出場選手の境遇を見てみると、平和の祭典という理念はともかく、大相撲と同じくビジネスとしかいいようがありません。アマチュア選手もいますが、有望選手の多くはもはや力士と同じく、個人事業主です。ただし、大会は選手だけで運営されるものではありません。審判や輸送・宿泊・食事提供・医療・練習場・競技会場などのスタッフがいて初めて可能になります。実施しても開催地にビジネス的な利益も見込まれないのであれば、目的すらないように思います。無理して競い合っても休場力士ばかりの中身の薄い場所のときと同じく、そこでのメダルの価値が本当に世界へ誇れるものなのか大いに疑問です。