雇用」カテゴリーアーカイブ

建設会社の格付けを知るには

昨日は所属団体の研修で主に建設業分野について学ぶことができました。私自身は日頃そうした分野の業務は取り扱っていませんので、仕事がとれる建設会社の理由がわかって納得でした。特に公共工事については、入札する際の参加資格として経営状況の実力度を計る評点が重要視されます。経営管理能力、技術力、財務力、福利厚生などが細かく点数で表されます。この評点は、それを分析する機関のサイトでも公開されています(許可番号で検索できる仕組みになっています)。今、元徴用工問題をめぐる本を読んでいますが、かつて日本の名だたる建設会社が徴用工を酷使していた歴史があります。働く建設労働者の人権を守れる会社にしか官民問わず工事は任せられません。評点公開により業界の人権水準が上がるなら大いに活用すべきだと思いました。

高校新卒の就活は1カ月後ろ倒し

11日に厚生労働省が決めたところによると、高校新卒予定者の求人票公開は例年と変わりないですが、応募開始や選考開始は例年よりも1カ月後ろ倒しとなりました。今年は夏休み期間が短くなり対策・準備の期間も短くなりますから、配慮としては正しい方向だと思います。大卒の面接ではWEB面接の導入が進んでいますが、高校の場合はどうなるかも気になります。仮に学校と企業を結んでWEB面接ができれば、面接の実情も学校の進路指導担当者にも見えるようになり、不適切質問が減るなどの効果も上がると思います。

やはり労働力商品業は考えもの

新型コロナの影響で派遣社員や外国人技能実習生といった立場の弱い雇われ方をしている労働者が切られていると聞きます。派遣元は労働者を商品として供給しており、取引先である派遣先がゴネたら引き下がってしまう立場にあり、いくら制度で保護を義務付けても守れるものではありません。将来的にこうした働かせ方は止めるべきだと考えます。

県や市独自の事業者向け支援策の情報について

国の持続化給付金以外にも熊本県や市町村独自の事業者向け支援策がありますので、その一部をご案内します。
申請受付期間が間もなく終了や事業予算の上限に達したら終了のものもありますので、ご留意願います。
いずれも掲載日現在の各HP情報ですので、申請に際しては、最新の情報をご確認願います。
本ページ情報のみで申請準備を進めることのないようお願いします。

熊本県休業要請協力金 https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_32777.html
熊本県事業継続支援金 https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_32811.html

「【第3版】新型コロナウイルス感染症に対する中小企業者向け支援策ガイドブック(熊本市版)」
https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=27768&sub_id=15&flid=204667
熊本市緊急家賃支援金 https://www.city.kumamoto.jp/corona/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=27937&class_set_id=22&class_id=3268

八代市中小企業等事業継続対策特別支援金 http://www.city.yatsushiro.lg.jp/kiji00312335/index.html

玉名市飲食店特別支援事業 https://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/55/15949.html
玉名市宿泊施設特別支援事業 https://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/55/15975.html

荒尾がんばる事業者応援給付金 https://www.city.arao.lg.jp/q/aview/55/15735.html

宇土市小規模企業者事業継続給付金 https://www.city.uto.lg.jp/q/aview/2/19332.html

宇城市中小企業金融支援(利子補給)  https://www.city.uki.kumamoto.jp/q/aview/123/15923.html

天草市事業継続支援給付金 https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji0036987/index.html
天草市緊急雇用維持支援補助金 https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji0036988/index.html
天草市独自の利子補給事業 https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji0036989/index.html

上天草市事業継続支援助成金 https://www.city.kamiamakusa.kumamoto.jp/q/aview/706/12678.html
上天草市農林漁業者向け利子補給補助金 https://www.city.kamiamakusa.kumamoto.jp/q/aview/706/12519.html

水俣市中小企業支援金、雇用調整支援補助金 https://www.city.minamata.lg.jp/kiji0031830/index.html

人吉市小規模事業者持続化臨時給付金 https://www.city.hitoyoshi.lg.jp/q/aview/1054/12960.html

ひきこもりのライフプラン

このところの外出自粛の呼びかけに応じて民生委員活動や人権擁護委員活動がほとんど停止状態です。社会にはもともと働くことができない人がいます。特に現役世代のひきこもりについては、就労したら解決という見方がされますが、すべての人が働けるかというとそうではありませんし、現下の状況だと受入先の事業自体の存続が危ぶまれるほどです。就労以外の生き方の指南・支援があってもよさそうなものです。今月出た写真の小冊子を読んでみます。

確かに成長産業がない

『日本のオルタナティブ』を昨日から読み進めています。日本のGDPをドル建てで振り返ると、1997年をピークに成長はしていません。今春大学卒業した若者は、生れてこのかた経済成長しない国で暮らしてきています。就職するにしても成長産業が見当たりません。地方にあってはなおさらです。今の状態で地方の金融機関が将来成り立つとは思えません。まともな判断ができる親なら子どもに勧めてはならない就職先の筆頭だと思います。世界が危機にあるときだからこそじっくりその原因と対策・対応を考えたいものです。

外国人と付き合う前に 

在熊ベトナム人の相談に乗っている方の話を聴く機会がありました。ベトナム人の生活習慣や考え方からくる日本人雇用主とのコミュニケーションの齟齬が理解できました。何よりも雇用主側の規範意識にも問題があることに恥ずかしい思いを抱きました。第三者の立場から外国人を支援する体制の充実が必要だとつくづく感じる時間となりました。

職業能力と事業能力

仕事ができるということは、言い換えれば職業能力ということになり、その要件については、自ら事業経営に携わる職業人も事業所に雇われて働く職業人も変わりないように思います。大雑把に言えば、好感が持たれる人、信頼される人が、概ねいい仕事をします。しかし、事業能力については、その立場でそもそも要求される場合とそうでない場合があり、同じ職業人でもかなりの差があると思います。

法人力

当社の決算期末は11月末、個人事業主である行政書士事務所は12月が期末です。これから年明けにかけて年末調整や株主総会、納税、確定申告の作業があります。なんせ一人での運営ですから例年なんでも一人で行います。専門士業に頼むほどの分量でもありませんし、頼むメリットが出るだけの事業規模もありません。かえって自分で行う方が、他の専門士業の業務の一端を知ることができて自分の業域にとっても有益だと感じています。そしてこうした作業に携わるといつも感じるのが、法人による公的業務の代行力です。税金や保険年金の徴収支払いを官公署等へ本人の代わりに行ってくれるわけで、その事務負担は莫大なものだと思います。それだけに、さまざまな法人に自前でこうした業務ができる人材がいることは、国や地方公共団体にとっても事務負担を減らして本当に必要な部分に公費を出せるわけで貴重です。それは回りまわって助け合う社会づくりへの貢献となります。安心して働ける法人とそうした法人運営ができる人材がもっと増えていくようになってほしいものです。

社会は変えられる

次に読む本は、今野晴貴・藤田孝典編『闘わなければ社会は壊れる』(岩波書店、2400円+税、2019年)です。『隠された奴隷制』に引き続いて、闘わなくても壊れていく社会の労働や福祉の問題について考えてみたいと思います。

伝統は疑ったがいい

新卒一括採用、定期人事異動、定年制などの原型は明治時代の官庁から生まれたことが、小熊英二著の『日本社会のしくみ』に書かれています。つまり、雇用慣行は、せいぜい150年の伝統しかないわけです。なんでも伝統を言い訳にされるときには、疑ってみたがいいと思います。

低学歴化は憂いたい

生れた環境によって教育格差がある一方で、日本の場合、世界では相対的に低学歴化の傾向にあることも懸念材料になっています。官庁にしても会社にしても入学した大学名による人材獲得競争になっていて、大学で何を学んだのかは重視されていません。修士号や博士号を取得してもそれが生かされる場が少ないのは、受け入れる組織の能力自体の低さがあるのかもしれません。ある組織内の経験が他の組織内では評価されないというのも変な話です。それがために、日本における就職指導は、新卒で入社したら、定年まで長く働くのが得ということになってしまっています。実際のところ大卒で中小企業に勤めるよりも、高卒で大企業に定年まで勤めた方が、生涯賃金は高いし、年金の所得代替率も充実しているかもしれません。ですが、低学歴化に危機感を抱かなければ、総体として社会は疲弊化していく気がします。

面従腹背は大切

かつて教育行政のトップを務めた元官僚の座右の銘が、面従腹背だったそうですが、現役の霞が関の住人たちも自分たちを指して「なんでも官邸団」と自嘲しているそうですから、必要なことなのかもしれません。今度は、鴻上尚史著の『 「空気」を読んでも従わない』(岩波ジュニア新書、820円+税、2019年)を読んでみます。夏休みに入ると、就職を控える若者と出会う仕事が多くなります。よく石の上にも3年という言い方がされ、転職市場に通用するキャリアを積むには少なくとも3年はかかると指導するよう言われているのですが、たとえば生命や精神に悪影響を及ぼすブラック職場であれば、即座にその場から離脱するのが正しい選択肢です。民間企業であれば、淘汰されればいいのですが、公共団体だと、潰すわけにもいきません。職場環境を変えるためにも働く人が楽に生きるすべを知らないといけません。

動画面接

大学新卒予定者の採用手段として動画面接が活用されているとけさのNHKのテレビニュースで紹介していました。お互いのコスト削減のためには有効なツールではあるようです。動画の編集力やアピールポイントの構成力が問われると思います。

八代駅

本日の朝は八代で用があり、八代駅に降り立ちました。意外と降車する乗客が多くて驚きました。今月駅舎が新しくなったのですが、県内第2の都市にしてはチープな風情で付近の工場の煙の下でくすぶっている感じがしました。特産の晩白柚をイメージする明るい暖色系にした方が元気が出る感じを受けたのではと思います。

就職ガイダンス

本日は高校生対象の就職ガイダンスに携わりました。限られた時間の中でのアドバイスは、毎回緊張を覚えます。受講する高校生が実りある職業人生を過ごしてくれることは、国民にとって大きな資産です。役立てられる言動を常に意識します。

勤労は権利か義務か

本日は勤労感謝の日の祝日です。祝日だろうが働いている人は働いていますし、もともと働いていない人もいます。だれがだれに対して感謝するのかいつも疑問に思える日です。勤労はどうしても義務という側面がもてはやされますが、それが強制であってはなりません。あくまでも権利です。もっとも収まりがいいのは自分で自分に感謝する日になればいいと思います。