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人権教育の難しさ

昨日も人権擁護に係る研修受講の機会がありました。研修の内容は概ね賛同できましたが、ある人権侵害の課題を語るときに、その侵害事案が発生した原因に関係する制度のもともとの運用趣旨を理解していないフシがありました。侵害事案を生んだのは、その制度を悪用した者に責任があるわけで、もともと正当な権利の利益実現のためにある制度の趣旨を正確に説明しなければ、受講者に誤った理解を押し付ける研修となりかねません。講師の資質を考えさせられる研修でした。研修に使用された某県教育委員会企画制作のDVDの中でのセリフの中に業種蔑称があり、チェックがずさんだなと思いました。

言葉によって成る民主主義

戯曲作家から大統領となりチェコの民主化を導いたハヴェルの著書『力なき者たちの力』が、今月のNHK Eテレ番組「100分de名著」で取り上げられています。同書の中に「権力はみずからの嘘に囚われており、そのため、すべて偽造しなければならない。過去を偽造する。現在を偽造し、未来を偽造する。統計資料を偽造する。全能の力などないと偽り、何でもできる警察組織などないと偽る。人権を尊重していると偽る。誰も迫害していないと偽る。何も恐れていないと偽る。何も偽っていないと偽る。」という一節があります。国会での質疑を思い浮かべると、権力の本質を的確に表現した言葉だと思います。だからこそ言葉の力を研ぎ澄まさないといけないと感じます。

同性婚にどう向き合うべきか

昨日の投稿で私が所属する熊本県行政書士会が作成した同性カップル支援チラシについて取り上げました。同性婚が認められていないので一部自治体ではパートナー宣誓制度があるわけですが、これでは異性婚に準じるものという扱いにもとられてしまいます。やはり本筋は正面切って同性婚も認める法改正が必要なのではと思います。ちなみに憲法は両性の合意に基づく婚姻を定めていますが、ここでいう両性は異性だけでなく同性も含むものと現代では解釈されますので、改憲の必要はありません。どうも同性婚を認めたくない勢力がこのテーマについては違憲として護憲の立場なのが不思議です。

法律の遅れを補完する

2月2日の地元紙上で、このたび熊本県行政書士会が作成した、LGBTカップル支援のチラシが紹介されていました。現在、熊本市では県内唯一のパートナーシップ宣誓制度が設けられていますが、いざ相続の場面になると、民法で言う配偶者の扱いとはなりません。このため、本会ではそれを補完するため、公正証書による遺言書等の書面を作成することを勧めています。

史実を知れば笑えない

今回の新型コロナウイルス感染の対応をめぐる武漢市当局の初期対応や中国国内における武漢帰りの人に対する差別混乱を揶揄する報道が見られますが、水俣病やハンセン病をめぐる行政や住民の対応の歴史を少し振り返ると、笑えない気がします。他にも韓国における法相や検察に対する権力者の影響行使が注目を集めたことがありましたが、これについても我が国において法律に反した行動をとった人物を大臣に据えたり、権力に近しい人物を検察トップに置こうと画策したりと、その浅ましい出来事を知ると、隣国のことを笑っている場合なのかと思わされます。

評価ポイントの怪

例年アンケート回答を行っている学校評価アンケートのポイントの振り方と結果評価に疑問を持っています。同アンケートでは、評価ごとに次のポイントが振られています。そう思う:4点、ややそう思う:3点、あまりそう思わない:2点、そう思わない:1点。もっとも否定的な評価でも1点もらえるようになっています。しかし、回答結果を示す横棒グラフでは、横軸が0点から4点となっており、つまり表示の必要がない0~1点の帯があり、平均値が中心よりかさ上げして見えるようになっています。たとえば、保護者の評価では、教職員のやる気・使命感のポイントが2.25となっています。2ポイント台ということは、どちらかといえば、否定的な評価を付けた保護者が大勢を占めたというわけですが、横棒グラフ表示では中心より右にぶれるため、高く見えるよう錯覚を誘っています。ちなみに当の教職員自身の評価平均は4ですので、一人として否定評価はないというのが驚きです。保護者と教職員の評価のずれが大きいのに驚きました。

額縁もいろいろ

昨日とある画材店を訪ねて叙勲用の勲記や勲章を収める額縁を見てきました。いい値段するのですが、やはり受章した方は買い求めるようです。勲章ケースには略章も入っていて、受章者が亡くなっている場合は、その略章も額縁に収めるそうです。いろんなしきたりがあるものだと勉強になりました。自宅床の間に鎮座しています。

結婚生活の人権

例年地元市が開いている「ハートフルフェスタ」に参加しました。人権や男女共同参画社会を推進する目的で開かれている催しで前半は小中学生による人権擁護のポスター・作文の表彰と発表で、それが終わると学校関係者が退出するのが、毎回残念に感じています。後半は写真の新書の著者による講演でした。楽な夫婦関係を考える内容でした。しいていえば、あまり互いに干渉しない関係が参考にはなりました。一方で、とにかく夫が妻を褒めればいいんだという話は、それはそれで女性脳をバカにしたストレスを感じてしまうもので、別に無理はしなくてもいいのではという気持ちにさせられました。テーマの本筋よりは、講師がいうところの「原始力発電所」なる自転車発電の方がよほど興味がひかれました。

自家製の馬鈴薯種芋は使用禁止

たばこ耕作者からすると、たばこ黄斑えそ病のウイルスに汚染されたジャガイモが周辺にあると、アブラムシが媒介となり、同病害伝染の危険があるそうです。ジャガイモを作付けする際は必ず農水省の検定済み種いもを使用し、自家製の種いもは使用しないでほしいという呼びかけがあっています。注意したいものです。

言葉と法律運用

国会中継については限られた時間ですが、視聴してみると、交わされる言葉によってその人の資質がよく表れて参考になります。募っているけれども、募集はしていないという答弁は、聴いている方の受け止めも理解できないのかと、心配になります。現実のさまざまな展開に応じてとる政府の行動がどのような法律に基づいているのか、それは考えなければなりません。運用の正当性は確保できるのか、いろんな想定をして禍根を残さない対応であるか、能力が常時問われるのを感じます。

叙勲と相続税申告

死後事務にはいろいろな手続きがあって亡父の叙勲受章申請をお願いしていたところ、昨日、授与の訪問を受け、仏壇の前で受け取りました。けさは税務署へ相続税申告と納付に行きました。亡くなってから70日余りで一通りの手続きが終わりました。安堵しているところです。

医療ツーリズム

放送大学の行政法のテキストにはさまざまな実例が載っていて、明日、今回の新型コロナウイルス肺炎が、指定感染症として閣議決定される見込みの感染症予防法も扱われています。今まで存在を知らなかったさまざまな行政法に触れることができ、この分野の奥深さを改めて感じています。さて、先進医療のサービスを受けるために訪日する旅行のことを医療ツーリズムといい、その目的の旅行者のことを医療インバウンドというようです。発生した中国国内での医療が立ち遅れている中、富裕層の医療インバウンドを受け入れる考えがあってもいいと思います。無理して統合型リゾートを作ってもすでに実績のあるマカオや韓国から奪うだけの魅力があるとは思えません。人の移動を閉ざさず、日本の医療サービスや医薬品・器具用品を購入してもらうことは、利益があることだと考えます。

行政法の視点

趣味で聴講している放送大学講座で今面白いのは、行政法です。行政法というそのままずばりの名称の法律があるわけではありません。民法が含まれる私法と異なり、公権力と主権者の関係について定めた公法の中の一つのジャンルといった方が分かりやすいかもしれません。しかし、数多くある法律の中の9割が、この行政法に含まれます。たとえば、感染症対策を定める法律は、行政法に含まれます。行政法については、公務員や首長、議員はもちろんのこと、国民もその建て付けについて知っておくと、行政監視の視点がずいぶん違って見えると思います。特に行政が有する情報は、国民共有の財産ですから、それを公務員がどのように取り扱っているか、よく見ておくことが必要です。それによって、さまざまな言い訳の正当性も判断できるようになります。
言葉のつかいかたで難しいのが、天皇のおくりなです。たまたま昨日届いた所属団体の会報で秋の叙勲受章者の文章が載っていたのですが、そのなかで現在の天皇をおくりなで表記していたのに驚きました。また昨日の大相撲中継で、実況アナウンサーが上皇のことをおくりなで述べていて、さすがにこの点については、その後の放送時間中に2回お詫びのコメントを出していました。
要は、その立場にある人が、どういう言葉を発したら、立場にふさわしい能力を兼ね備えているかどうかの見極めに役立つということになります。
ちなみに公法の最たるものは憲法です。公法は公権力を縛るものです。

研修目的と効果

昨日は地元の市教育委員会主催の人権教育指導者研修会に参加しました。参加対象は人権擁護委員や教育委員、市関係部署などでした。日頃、人権侵害事案の相談や救済に関与する立場の人たちです。この日の研修講師は、同和地区をかかえる公立学校での勤務経験がある元教員の方でした。講演内容は、人権尊重全般や同和問題の歴史の解説など大味な内容が多く、教育指導の役に立つ実践的な対応方法の紹介といった側面ではたいへん物足りないものでした。確かに県の登録講師という触れ込みでしたが、自己紹介でもかつてどこそこの学校長でしたという点にはまったく能力の保証にはなりません。研修会を企画する側も、もっと目的と効果を考えて講師の選定や研修内容の依頼を行うべきではなかったかと思います。ちょうど主権者教育の講師が言っていましたが、学校には閉鎖的な文化があり、外からの参加を好まず、たまたま外部から講師を呼んだときはその講師に内容を丸投げしてしまう傾向があるといっていました。昨日はまさにそうした傾向が強い研修会でした。それと、熊本県における人権侵害といえば、水俣病被害者を認定しようとせず、救済に後ろ向きな県そのものという思いがあります。それらしく研修を消化すれば「やっている感」のポーズが出せるという企画者の安直さをスルーしないようにしたいとも感じました。

五輪前のIWFの混乱

東京オリンピックのウエイトリフティング競技については、チケットを確保して観戦予定なのですが、けさの朝日新聞スポーツ面で、気になるニュースを目にしました。国際ウエイトリフティング連盟(IWF)会長が国際オリンピック委員会(IOC)分配金を横領した疑いで90日間職務停止となり、副会長が会長職を代行すると報じていました。強権的な政治風土のハンガリーに本部を置く組織ですし、おしなべて先進国ではないところがこの競技の強豪国とあって、前近代的なところはあります。ドイツ公共放送ARDは、今月5日、IWFが世界の有力選手の多くがドーピング検査を受けていない状況を黙認しており、金銭を渡せば、不正操作した検体の提出が認められていると報道しています。それもありIWFは相当混乱しているようです。一体どのような選手がエントリーしてくるのか、東京オリンピックの競技結果にも影響出そうです。

主権者教育

県内市町村の選挙管理委員や明るい選挙推進推進協議会メンバーが参加する、今年度の「明るい選挙推進大会」へ昨日行ってきました。まず開会あいさつに立った県明推協会長の地元公立大学教授が、「本年度は選挙制度130周年の節目にあたる」と述べた際の「節目」の読みを「ふしめ」ではなく「せつもく」と言ってたので、がっくりしました。その後、各種表彰状伝達にあたった県選管委員長の賞詞読み上げがぼそぼそ声でちっとも明るくなく、祝賀感がありませんでした。元高校教師による高校生向けの主権者教育の模擬授業は、生徒の関心の引き付け方という授業運営手法として一定程度の参考にはなりました。気になったのは、棄権防止の理由に政策権益の世代間対立が強調されていたことです。意外なことに各政党のマニュフェストを読むと、社会保障については大差はありません。露骨な世代間格差はありません。むしろ税制・財政問題における所得間格差の是正についての学びが重要ではないかと思いました。授業における政治的中立を保つために憲法や安全保障の争点は、教える側の力量が問われるため、避けがちなのかなとも思いました。

バッグドアショック

一昨日視聴したNHKの「ファーウェイショック」は、政治権力と巨大IT企業との結びつき、究極的には人権の問題を考える興味深い内容でした。5Gの通信技術を取り入れたスマートシティは、渋滞緩和や治安維持に寄与する反面、個人の行動がどこまでも把握される気味の悪い社会ともいえます。スマートシティ=賢い都市というのは、ひどく悪い冗談に聞こえてしまいます。このIT技術には国家間の思惑も絡んでいて、他国製の通信システムを通じて情報が抜き取られる可能性のあるバッグドアの存在についても番組では取り上げられていました。しかし、警戒対象の他国がそうであるように、たとえ自国内のシステムであってもその可能性はないとはいいきれないと思います。覇権にはITだけでなく、通貨もあります。人権擁護以外のグローバルスタンダードは作らせないことがほんとうに賢い行動だと思えます。

国会見学

先日初めて国会議事堂を見学する機会を得ました。本日から通常国会も開会しました。最も有効な有権者教育は国会での論戦を見聞することではないかと思います。それに耐えうる代表を送り込んでいるかもしっかり考えてみる必要があります。

2020年度の競技大会日程

2020年度の熊本県ウエイトリフティング協会の関連競技日程(日程/大会名/会場)を下記に抜粋表記しました。久々にブロックや全国大会での審判参加がありそうです。
2020年4月26日(日)/全九州高等学校総合体育大会熊本県予選/八代農業高校
5月31日(日)/熊本県高等学校総合体育大会/八代農業高校
6月19日(金)-21日(日)/第74回全九州高等学校総合体育大会/長崎県諫早市
8月10日(月)-14日(土)/第67回インターハイ/茨城県高萩市
8月21日(金)-23日(日)/全国中学生選手権大会/京都府京都市
8月21日(金)-23日(日)/第75回国民体育大会九州ブロック大会(九州女子選手権)/沖縄県糸満市
9月20日(日)/県民体育祭/八代農業高校
10月3日(土)-8日(木)/第75回国民体育大会/鹿児島県薩摩川内市
11月1日(日)/新人大会/八代農業高校
2021年1月15日(金)-17日(日)/全九州高等学校選抜大会/大分県宇佐市
1月24日(日)/全国選抜大会県予選/八代農業高校
3月25日(水)-28日(土)/全国高等学校選抜大会/石川県金沢市