タグ別アーカイブ: 2017年

死を前にしたことば

川合康三著『生と死のことば 中国の名言を読む』(岩波新書、780円+税、2017年)を読むと、2000年近く前の辞世の詩がいくつも紹介されています。そのことに単純に驚くとともに、現代ではそれこそこうしたブログやSNSに記された個人の思いが、それにあたるのかもしれないと思います。

大人の社会科

日本武道館で昨日行われた全日本剣道選手権は、なかなか見ごたえがありました。優勝した熊本の選手は、県警の機動隊員として昨年の熊本地震後の捜索活動で奔走し、2年ぶりの栄冠でした。準優勝をした選手は、過去3度優勝の37歳のベテラン。準々決勝、準決勝と1本先取された後に2本連取の逆転勝ちを収めた凄みはまさに錬士というものでした。
ところで、次に読む本は、井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作『大人のための社会科』(有斐閣、1500円+税、2017年)です。問題先送りの反知性主義がはびこるなかで、いかに未来を見据えた政策を実現できるか 。40代の気鋭の社会科学者の考えを学び取りたいと思います。

変化への対応という職業経験

第7期の決算月ということで、これまでの7年間の歩みと将来について、過去の経験を踏まえながら考えます。所属組織というくくりで言えば、最初の勤務先が15年間、次の勤務先が10年間。そして独立して7年間ということになります。産業分類で言えば、2次産業、3次産業、1次産業と、経歴の6次化をやり遂げた珍しい例かもしれません。しかし、業種の違いはあっても共通するのは、企業内起業の経験の連続だったということです。市場や技術の変化がある以上、必要不可欠でありましたし、将来を見据えての挑戦だったと思います。向こう10年経てば現在の所属先(しかもそれが複数)での経験がもっとも長いということになりますが、どこの位置であれ変化とそれに対応することが予想されます。それを楽しみながら進んでいこうと考えています。

決算月

当社の決算月は11月。第7期も残り1カ月となりました。農業委員会の委員の役割の一つとして農業者年金加入推進というものもあります。当社は株式会社であるため厚生年金加入していますが、いずれにしても退職から死亡までの間の生活保障には年金が大きな役割を果たしているのは事実です。当社も元気で存続できるように努めていきます。

生命科学の妙

先日読了した『農学が世界を救う!』では、生命科学の分野の解説に興味をいだきました。生長を選択するか、生命維持を選択するか、ストレスの度合いによって生命体が選択する恒常性が不思議でした。社会の動向についても同じような仕組みを感じます。

1年ぶりの大分

仕事でこの週末は1年ぶりに大分市を訪れました。ほとんどプライベートな時間はありませんでしたが、ジュンク堂書店に立ち寄れたのが救いでした。書籍情報はネットと新聞書評欄に頼りっきりです。たまに現物を前にすると違う印象があります。写真は、めじろんの後ろ姿。

生と死のことば

これから読む本は、川合康三著『生と死のことば 中国の名言を読む』(岩波新書、780円+税、2017年)。近代法の概念は、中国においては、先に欧州から輸入した日本で加工されたものが受け入れられています。しかし、人間の生死についての考察は、やはり先に文字を開発した中国の人が日本の人に先んじて書き残しています。法律の発展と異なり、生死の本質はそう変わるものではありませんから、今もって学ぶ点は多いと思います。普段の生活においても高齢者と接する機会が多いからこそ、考えてみたいものです。

夏と冬

今読んでいる『農学が世界を救う!』を読むと、農学という分野が生命科学のみならず環境科学の分野にまで広がっているのをよく理解できます。日本の季節もいまや夏と冬しかない感じです。植物には植物の生育に適した環境というものがあります。それを考えるのは人間にしかできません。

核兵器禁止へ向かわないとは何事か

地元宇土市の『市議会だより』(11月1日付)を読んでいたら、第3回定例会において「日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書」提出の発議案が、7-10で否決されていたのを知りました。宇土市は非核都市宣言を行っていますが、本議案に反対した市議は、その自己の見識の愚かさを深く思い知るべきです。反対をするということは、日頃危機を煽りたてている北朝鮮の核兵器保有を認めるということに他なりません。もちろん北朝鮮が核兵器を保有する大きな動機になっている米国の核兵器も禁止を求めるものです。脅威の源は何なのかよくよく考えるべきです。それにしても、宇土市の非核都市宣言の看板は、地震で損壊した市庁舎の解体と共に姿を消したのを思い出しました。看板はどこへ行ってしまったのでしょうか。

農学は世界を救えるか

これから読む本は、生源寺眞一・太田寛行・安田弘法編著『農学が世界を救う! 食料・生命・環境をめぐる科学の挑戦』(岩波ジュニア新書、820円+税、2017年)。農業ビジネスの一端にいる立場とすれば、携わる人材のレベルの低さには驚かされることが多々あります。植物の生長原理を知らない、コスト管理ができない生産者や関連業者はザラです。専門高校に学ぶ人の資質もけっして高くはありません。逆にいえばこんなに楽な事業はないという思いもします。騙されないためにも自ら知る努力がまず必要です。自分を救えないことには世界を救うまでにいたらないという自戒を込めて読んでみます。

政党別得票率と議席獲得数の乖離は問題だ

選挙後、一票の価値の不平等を問う提訴が起こされましたが、同時にいつも指摘されるのが、政党別得票数と獲得議席数の乖離の問題です。投票率の高低にかかわらず、政党別得票率に見合った議席獲得こそが民意を反映していると思いますが、小選挙区制であればどうしても相対的に多い政党の議席が絶対多数となります。いわば実力以上に議席を得ることとなります。また小選挙区の弊害として政党からの公認が一人となり、それが既得権益となり、なかなか有為な人材が支持する政党から候補者として出てこないという問題もあります。党内で競わせるのではなく、有権者に選ばせる意味でも、以前の中選挙区の方が人材が豊富になる気がします。写真は記事とは関係ありません。

残り4戦

残り5戦となった昨日、J2ロアッソ熊本と徳島とのゲームを観戦しました。結果は1-1で、勝ち点1の積み上げに終わりました。降格圏との勝ち点差は6です。残り4戦のナマ観戦は難しそうですが、なんとか踏みとどまってほしいものです。写真はスタジアムで餅つき芸を披露していたクールポコ。

1年ぶりに1万円札の里へ

博多で開かれた申請取次行政書士実務研修会に参加した翌日、1年ぶりに1万円札の里、中津を訪れました。から揚げグルメが有名ですが、短時間の滞在のため、今回もそれはなしでした。投票日前日でしたが、街中も閑散としていました。

一強は堕落する

中国の政治状況を見ると、一党独裁であるばかりか、トップへの権力集中、つまり一強体制が目立つようになり、日本国内の政治情勢と似通ってきた感じがあります。日中両国の指導者の器も国力と反比例して小粒になってきた感があります。保身が最大の関心事となり、堕落していくのではないかと思います。

公正に対する信頼があるか

最高裁判所裁判官の国民審査が今行われています。この審査も主権者である国民にとって重要な権利行使の機会です。裁判官なんて見たこともない、ましてや判決文なんて読んだこともないのが大半の人だと思います。投票所で国民審査なんてできないと職員に言いがかりをつける有権者を見かけたことが何度もありますが、それは自分が何も考えを持たない権力者に言いなりの人間だと公言しているのと同じで、本人はうっぷん晴らしで満足でしょうが、傍から見ればみっともない限りです。一つ簡単な裁判官の見極め方は、一票の格差が大きな選挙の効力を問う裁判で違憲無効の判断をしているかどうかにあります。まっとうではない選挙の結果で生まれた政権も、その内閣が任命した裁判官もこれまた不公正のかたまりです。自分たちの選ばれ方が公正でないという良心があるなら違憲無効の判断を行うのが正しい裁判官です。残念ながら今度の対象者にそうした裁判官はいないようです。