ヘイトスピーチ団体と等しい排外主義政党の「次世代の党」が総選挙で解党的惨敗を喫した後の12月16日、党最高顧問の石原慎太郎が、日本記者クラブで記者会見に応じた際に、『週刊現代』(8月9日号)のインタビュー記事で、今の野望は何か、と聞かれ、「今やりたい事は支那(中国)と戦争して勝つこと」と言明したことを認めています。ここまで狂い劣化した老人が政治家でいられたということが、平和国家の度量の大きさだったかもしれませんが、文明人としてはけっして許されない発言です。国民を不幸に追い込むこうした野蛮人が国会から退場してくれたことは、歓迎ですが、これから戦争立法が進む議会環境に変わりはなく、監視と阻止に本当の次の世代は力を注がなくてはなりません。平和を愛する国民が主権者であることをたえず確認し、知力を磨き、行動していきましょう。
