戦没者慰霊の対象者と慰霊の意味

今年は新型コロナの影響で地元市の戦没者合同慰霊祭が中止となりました。熊本地震で慰霊塔が損壊被害に遭い、2016年と2017年も中止となり、復活開催されるようになった2018年と2019年については主催者から招かれ参列するようになりました。その2度の慰霊祭で聴いた県会議員と地域振興局長の来賓あいさつの一節が2回とも不見識だったので、2度とも本ページに投稿したことがありました。本日は主催者である市の社会福祉協議会評議員会でしたので、事業報告議案に対する質問として慰霊対象者の範囲について訊きました。まず共催者が戦没者遺族会であるので、日清・日露戦争から太平洋戦争にいたるまでの本市内出身の戦死者・戦病死者1330柱余が対象であることは明確でしたが、空襲等で命を落とした民間人が対象となっているかは不明でした。市の社会福祉協議会の事業として行う以上、国内外を問わず戦災死した方を含めて慰霊すべきであると意見を述べました。