知の力

まだ読んだことはありませんでしたが、『サピエンス全史』や『ホモ・デウス』、『21Lessons』など、人類史の視点から世界的ベストセラー書を出しているイスラエルのユヴェル・ノア・ハラリ氏のインタビューが昨日の朝日新聞に載っていて、なかなかいいことを言ってました。
「情報を得て自発的に行動できる人間は、警察の取り締まりを受けて動く無知な人間に比べて危機にうまく対処できます」ということからは、独裁よりも民主主義と市民の視点で政府を監視するメディアの力に信頼を置いていることがうかがえました。ウイルス感染の危機が去るまで数年は覚悟しないといけないと思いますが、それを達成するのは政治リーダーだけでなく国民の知の力がどれだけ備わっているかにかかっていると思います。
「無知によってばかげた陰謀論を信じるようになる」ことこそ危険なことはなく、憎しみではなく国際的な連帯が必要とも言っています。ここでも耳を傾けるべきなのは科学的な専門家の声です。科学には医学だけではなく、歴史といった人文科学の知も含まれます。ウソを見破る知の知からをこういう環境だからこそ全世代が培うべきだと思います。