言葉によって成る民主主義

戯曲作家から大統領となりチェコの民主化を導いたハヴェルの著書『力なき者たちの力』が、今月のNHK Eテレ番組「100分de名著」で取り上げられています。同書の中に「権力はみずからの嘘に囚われており、そのため、すべて偽造しなければならない。過去を偽造する。現在を偽造し、未来を偽造する。統計資料を偽造する。全能の力などないと偽り、何でもできる警察組織などないと偽る。人権を尊重していると偽る。誰も迫害していないと偽る。何も恐れていないと偽る。何も偽っていないと偽る。」という一節があります。国会での質疑を思い浮かべると、権力の本質を的確に表現した言葉だと思います。だからこそ言葉の力を研ぎ澄まさないといけないと感じます。