五輪前のIWFの混乱

東京オリンピックのウエイトリフティング競技については、チケットを確保して観戦予定なのですが、けさの朝日新聞スポーツ面で、気になるニュースを目にしました。国際ウエイトリフティング連盟(IWF)会長が国際オリンピック委員会(IOC)分配金を横領した疑いで90日間職務停止となり、副会長が会長職を代行すると報じていました。強権的な政治風土のハンガリーに本部を置く組織ですし、おしなべて先進国ではないところがこの競技の強豪国とあって、前近代的なところはあります。ドイツ公共放送ARDは、今月5日、IWFが世界の有力選手の多くがドーピング検査を受けていない状況を黙認しており、金銭を渡せば、不正操作した検体の提出が認められていると報道しています。それもありIWFは相当混乱しているようです。一体どのような選手がエントリーしてくるのか、東京オリンピックの競技結果にも影響出そうです。