バッグドアショック

一昨日視聴したNHKの「ファーウェイショック」は、政治権力と巨大IT企業との結びつき、究極的には人権の問題を考える興味深い内容でした。5Gの通信技術を取り入れたスマートシティは、渋滞緩和や治安維持に寄与する反面、個人の行動がどこまでも把握される気味の悪い社会ともいえます。スマートシティ=賢い都市というのは、ひどく悪い冗談に聞こえてしまいます。このIT技術には国家間の思惑も絡んでいて、他国製の通信システムを通じて情報が抜き取られる可能性のあるバッグドアの存在についても番組では取り上げられていました。しかし、警戒対象の他国がそうであるように、たとえ自国内のシステムであってもその可能性はないとはいいきれないと思います。覇権にはITだけでなく、通貨もあります。人権擁護以外のグローバルスタンダードは作らせないことがほんとうに賢い行動だと思えます。