高齢化社会の不安と欲望

昨夜、NHKのBS1番組「欲望の資本主義2020~日本・不確実性への挑戦~」を視聴しました。日本の金融政策の決定過程を垣間見ることができましたが、なんとも判然としない思いを抱きました。判然としないと思ったのは、消費が増えるかどうか不確実であるにもかかわらず、政策決定に重要な影響を及ぼす経済学者のいわば信念で物事が進んでいるのを感じたからです。将来物価が上がるならと今すぐそんなに食いだめできるものなのでしょうか。少々所得が増えたからといって消費が増えるものなのでしょうか。高齢化社会にあっては消費へ向かう欲望よりも不安の高まりの方が確実だと思います。不安を減らす社会づくりこそが効果的な経済政策だと感じます。