義によって助太刀いたす

水俣病を告発する会の代表だった本田啓吉先生が鬼籍に入られて13年になります。裁判闘争の初期のころ、「義によって助太刀いたす」という有名な言葉を出されたことは、渡辺京二さんの著作で紹介されています。つまり、私は本の中でしか、その言葉を知りません。生前お会いしたころの先生はいつも穏やかで激しい物言いをされる方ではありませんでした。だからなのか、時折この言葉が気になります。そして、何の義理がなくても不条理な環境に置かれた出来事があれば、黙って見過ごしてはならないと、ついつい首を突っ込むことがあります。えてしてあまりお金にならないことだから、損得を考えずに本気で動けるのかなと思います。
写真は、6月30日の群馬戦のもの。昨夜の天皇杯2回戦の鳥栖戦は惜しくもPK戦負けでした。