出願条件格差

今回、家族の大学入試出願を通じてその手続きそのものにもさまざまな条件格差があると感じました。まずほとんどの大学でインターネット経由での出願登録となっています。まず家庭にインターネット接続のパソコンやプリンターが備わってなくてはなりません。次に受験料はカード決済が主流です。コンビニ決済も可能ですが、その場合は振込用紙を印刷して、それを持ち込める店舗が近くになくてはなりません。さらに、少なくとも調査書だけは郵送ですが、これも多くの場合、簡易書留扱いを要求していますので、ポストに投函すれば済む話ではありません。郵便局が開いている時間に持ち込まなければなりませんが、人口過疎地では開局時間も限られます。土日祝日に開いている、ゆうゆう窓口の数や時間も最近は限定されていて、不便です。大学側では多様な学生を募りたいのでしょうが、家庭環境や居住地域によって出願が制約される実情をどれほど認識しているのか疑問に思います。効率性を意識して導入されたであろうインターネット出願にしても、大学によって画面構成やシステムがまちまちで、あまり意味のないID・PW登録が求められたり、そうした点もユーザーの利便性や技術に対する検証不足が感じられて、それはそれで各大学の事務方のレベルが知れて参考になりました。