社会通念という非科学性

先日、大分市を訪ねた際に、地元紙夕刊が伊方原発の運転差し止めを求めた仮処分申請についての却下決定を報じていました。大分と四国は海を挟んですぐ近くにあるわけですから、取り上げ方が大きいのも頷けました。裁判官は、大規模自然災害が起きないとでも考えているのでしょうか。昨日、水俣の丘の上から見た不知火海沿岸の近さを改めて認識しました。魚に境界がないように、火砕流にも放射能にも境界はありません。社会通念というあいまいな実に非科学的な思い込みでしか審理ができない司法の知的劣化は目を覆うばかりです。