所有者不明農地の処分

来月は地元の農地パトロールを予定していますが、やはり近くにある所有者不明農地の処分にメドが立つ事例がありました。当該農地は所有者が明治期に海外移民してその子孫の所在も不明となっていました。現在はその所有者の兄弟の子孫が管理していますが、地元におらず耕作もせず、ずっと僅かですが固定資産税と農地保全の負担を続けておられました。幸い当該農地を購入したいという農業者が現れたので、購入希望者の支援もあって、管理者が不在者財産管理人選任申立を行い、このたび裁判所から売却処分の許可を得た次第です。この種の農地については、農地バンクが間に入った形での利用権設定は行えますが、耕作者としてはいつまでも自分の所有地にすることはできないため、借り手は現れにくいと思います。今回、こうした形で解決の道が開けたことを嬉しく思っています。