身近な人類学

40年前に自宅敷地から弥生時代中期の遺跡が出てきました。当時発掘に携わった人類学者の研究論文を読み返したのですが、出土した当部の骨から判断すると縄文人的顔貌の弥生人だったようです。熊本平野の場合は、酸性土壌の火山灰の影響でカメ棺が残っていても人骨が残っていないことが多く、当地の場合は保存状態が良い事例だったようです。人類史に関心を覚えがちなのもこうした影響があるのかもしれません。