戦場体験者

保阪正康著『戦場体験者 沈黙の記録』(ちくま文庫、800円+税、2018年)を読んでいます。著者によれば、戦場での記憶について語らせない縛りがいろいろあったのだといいます。戦場で起こった数々の事実を知らないでおいて現在や将来の安全保障や防衛を語るのは、死者への冒涜以外の何ものでもないという思いを抱きます。文庫表紙に載っているのは、初年兵哀歌シリーズの版画で有名な熊本県出身の浜田知明氏の作品です。