何も反省していない

水俣病の原因企業チッソの社長が、5月1日の水俣病犠牲者慰霊式後に行った「救済は終わっている」との発言を、18日に撤回しました。ただし、発言したときは記者団を前に自ら滔滔と持論を展開したのに対して、撤回は水俣現地の部下が文書代読での回答でした。しかも、患者団体が辞任を求めたのに、それには応じないということでした。この経緯をみても本人の意思に変わりはないのだなというのが透けて見えます。同社が責任を認めずに被害を拡大させていた時期に入社して以来、被害者に向き合ってきたことはないような人がトップに座っていられる企業があるというのが、不思議です。筋金入りの犯罪企業といえます。異論があるなら慰霊式のときと同じように現地へ赴いて本人の口から発言し、トップから退いてもらいたいものです。