恰然有餘樂、于何勞智慧

恰然有餘樂、于何勞智慧 恰然(いぜん)として余楽有り、何に于(お)いてか智慧を労(わずらわ)さん
ネットに関連した言葉で、こういうのが目に留まりました。まずは、「ショールーミング」。これは買いたい商品の現物を小売店で確認するだけで、そこでは買わずにネットで買うことを指すそうです。実際、書籍の購入においてもこんな経験があるので、リアル店舗でしか買えない商品とは何かということを考えさせられます。ひいては専門家としての自分の売りは何なのかと自問させられます。
次に、「スマホネイティブ」。ネットデビューが、PCでの経験なしにスマートフォンからというユーザーのことを言うようです。日本国内でのPCユーザーのマックスは2000万人といわれますが、スマホユーザー層はその5倍は見込めると思います。ネットを生かした展開で優位に立つには、このスマトネイティブの思考を理解できる必要があります。この点についての私の仕事の関連では、あえてゆっくり対応しようと思っています。つまりリアルでの関係重視の志向で行きます。
最後にこんな言葉もありました。「アクティブ80、ポックリ90」。元気で80年の寿命を全うしようという呼びかけだそうです。確かに日本人の平均寿命は男性79.4歳、女性85.9歳(2011年、厚労省調べ)。しかし、自立して日常生活を送れる健康寿命はというと、男性70.4歳、女性73.6歳(2010年、厚労省試算)。リアル重視であれ、ネット活用であれ、長く見積もって残り40年。小賢しくなく生きたいと思います。