農学は世界を救えるか

これから読む本は、生源寺眞一・太田寛行・安田弘法編著『農学が世界を救う! 食料・生命・環境をめぐる科学の挑戦』(岩波ジュニア新書、820円+税、2017年)。農業ビジネスの一端にいる立場とすれば、携わる人材のレベルの低さには驚かされることが多々あります。植物の生長原理を知らない、コスト管理ができない生産者や関連業者はザラです。専門高校に学ぶ人の資質もけっして高くはありません。逆にいえばこんなに楽な事業はないという思いもします。騙されないためにも自ら知る努力がまず必要です。自分を救えないことには世界を救うまでにいたらないという自戒を込めて読んでみます。