エンディングサポート事業

今読んでいる小谷みどり著『<ひとり死>時代のお葬式とお墓』(岩波新書、780円+税、2017年)で、横須賀市の低所得の無縁住民向けのエンディングサポート事業について詳しく紹介していました。この事業については以前NHKの「クローズアップ現代プラス」においても取り上げられていたので、関心があったのですが、本人にとっても、地域住民・自治体にとってもいい取り組みだと思います。家族・親族に後を託せる人がいない人にとって葬送はどうするのか、遺骨はどう扱ってもらいたいのかは、重要なことだと思います。それを自治体が仲介する形であらかじめ費用も含めて事前に葬祭会社と契約を行っておくこととなっています。ついでに言えば、高齢者単身世帯の1割超を占める生活保護世帯の死後も葬祭扶助制度はありますが、地域住民や自治体が本人の死後に右往左往しないで済むように生活保護受給者向けにもこうした備えができると安心だと思います。