史実を辿る

つい100年ほど前の史実でさえ研究者の導きがなければ知らないものだと、山室信一著『アジアびとの風姿』を読むと思わされます。近代日本における法制度の発展についても同書は第一級の情報の宝庫だと思いますが、台湾や朝鮮など、周辺地域の支配をどのように行ってきたか、それを知るのと知らないのでは、現在はもちろん将来にわたってそれらの地域の人たちとどう向き合っていくべきかがわからないことになってしまうと思います。