『共生保障』読書メモ

宮本太郎著『共生保障』(岩波新書、840円+税、2017年)
p.ⅰ「地域社会が持続困難になりつつあるのではないか。そのような見通しが表明され、実感をもって受け止められている。現役世代が数の上で減少しているだけでなく、経済的に弱体化し、社会的に孤立する人々が増えている。高齢世代など「支えられる側」と見なされてきた層が膨らむなかで、中間層が解体し、地域を支える力が弱まっているのである。」
p.92「「支える側」と「支えられる側」、それぞれの制度が二元化し、その「間」で解決されない複合的問題を抱え込む人々が増大している。もっと多様な人々が加わることができる就労や居住のかたちを構築し、人々をそこにつないでいくことが求められる。」
それにしても劣化した雇用の現場が多いことも現実です。高い倫理観をもった経営者がいかに少ないかと思わされます。