どこを向いて仕事をするか

磯田道史著『無私の日本人』を読了して数日経ちますが、市民の側も官僚の側もどちらを向いて仕事をすべきかということを考えさせられます。話は飛びますが、労働者派遣法の改正問題に関連して経営者と正社員それぞれの使命や役割についても考えています。正社員は経営者に近い存在なのか、派遣労働者に近い存在なのか。正社員に経営感覚を求めるなら、派遣という形態はそれ自体、経営者と対等の立場がないので本来あってはならないと考えています。