日別アーカイブ: 2020年1月3日

子どもの学習権

学校現場におけるいじめ事件という犯罪の発生は、子どもの学習権という人権侵害という側面と、教育を受けさせる大人の義務の放棄という側面があり、いずれにしても許しがたいことだと考えています。いじめ被害者はもちろんですが、実行犯に加えて傍観者を含めた加害者が、いじめは犯罪であるという認識をもたないまま、年齢を重ねることは、社会学習がなされていないことであり、社会人としての発達が損なわれていることになります。いじめは犯罪であるという認識を子どもに持たせずに問題を先送りにすることは、子どもを護ることにはならず、逃げているということにほかなりません。