月別アーカイブ: 2019年11月

葬送の仕方

先週、自身の父を見送ったばかりですが、今週も2回葬送の場に立ち会いました。普段は耳にしない読経は当然送られる方のためですが、果たして自身が送られるときはどうしたいかというと、遠慮したいというのが、正直な気持ちです。それがないと、読経の間に焼香があるので、葬儀場としては進行に困るかもしれませんが、もっと違うスタイルがあってもいいのではと思います。これから考えたいと思います。

行政書士法の改正案可決成立

昨日の第200回国会参議院本会議において「行政書士法の一部を改正する法律案(衆議院提出)」が、投票総数234、賛成票234、反対票0で可決成立しました。「行政書士法の一部を改正する法律案(衆第六号)(衆議院提出)」の議案要旨は、以下の通りです。
本法律案は、近時の行政書士制度を取り巻く状況の変化を踏まえ、法律の目的に国民の権利利益の実現に資することを明記し、社員が一人の行政書士法人の設立を可能とする措置を講ずるとともに、行政書士会による会員に対する注意勧告に関する規定を設けようとするものであり、その主な内容は次のとおりである。
一、目的の改正
法律の目的に、国民の権利利益の実現に資することを明記する。
二、社員が一人の行政書士法人の設立等の許容
1 行政書士法人を社員一人で設立することができるものとする。
2 行政書士法人の解散事由として、社員の欠亡を追加する。
3 社員が一人になったことを行政書士法人の解散事由とする規定を削る。
4 行政書士法人の清算人は、社員の死亡により社員が欠亡し、行政書士法人が解散するに至った場合には、当該社員の相続人の同意を得て、新たに社員を加入させて行政書士法人を継続することができるものとする。
三、行政書士会による注意勧告に関する規定の新設
行政書士会は、会員がこの法律又はこの法律に基づく命令、規則その他都道府県知事の処分に違反するおそれがあると認めるときは、会則の定めるところにより、当該会員に対して、注意を促し、又は必要な措置を講ずべきことを勧告することができるものとする。
四、施行期日
この法律は、公布の日から起算して一年六月を経過した日から施行する。

未登記物件の相続は

近く親族の相続登記を控えていますが、家屋が登記されていないことは、あり得ます。登記は義務ではありませんから、未登記物件の相続登記をわざわざ行うことはないと思います。逆に登記しようと思うと、保存登記のための費用や図面の準備が必要となります。遺産分割協議書の中に未登記物件が含まれていても、それを法務局から相続登記しなさいと求められることはないようです。建物の敷地の所有者が変われば、その建物の固定資産税の課税義務者も所有者に変わるのではないでしょうか。

お布施よりも寄付を

喪主に近い立場で葬送に立ち会った経験からいろいろ思うことがあります。一般の方のほとんどがそうだと思いますが、葬儀社の担当者のアドバイスそのままにお寺へお布施を渡したり、香典返しの意味合いを込めて地元の社会福祉協議会へ寄付を行っているようです。その比率は10:1に近い感覚がします。私は、市の社会福祉協議会の評議員を務めていますが年々集まる寄付金が減っています。地域の高齢者は年々多くなり、それらの寄付金を原資として助けを必要とする住民も多くなっていますが、たいへん憂慮しています。せめてお布施と寄付金が1:1になるように誘導できないものかと思います。お経を上げていただくのを労働の対価と考えてもかなりの高給取りですし、お寺が災害時にどの程度の人助けをしたかを考えると、ン十万円もお布施を出すのは間違いだと思います。

後見の終了

成年被後見人が死亡すると、後見は終了となります。東京法務局後見登録課へ終了の登記申請を行います。死亡から2か月以内にそれまでの財産状況等の報告を家庭裁判所へしなければなりません。成年後見制度を利用するメリットとして被相続人の財産状況を成年後見人は把握していますから死後事務も進めるなら成年後見人だった人に依頼するとスムーズではないかと思います。

除籍謄本の請求

法務局が発行している法定相続情報証明を取得するために、被相続人の除籍謄本を請求しました。葬儀会社が死亡届の提出を代行してきた際に役所からもらった案内には、戸籍に関する証明の反映には約2週間を要するとありました。実際、発行窓口の職員に確認したところ、最初は1カ月ほどかかると言われました。ところが、その翌日に同じ窓口の別の職員に聞いてみたところ、すぐ発行できますと言われて取得してきました。今年7月から遺産の仮払い制度が始まりましたから、死亡届提出後、割と早く除籍の処理はできるようになったのではと思います。それにしても、いかに契約職員が多いとはいえ、職員ごとに回答情報が異なるのは困るなと思いました。

保険や年金の届け出

健康保険や介護保険の被保険者が死亡すれば、その保険証を返却することになります。相続人代表者へ葬祭費の支給もあります。年金の受給者が死亡すれば、受給停止の届け出が必要です。受給者が共済年金の受給者であればそちらへの連絡を先にして、厚生年金の日本年金機構へ連絡したほうが手続きが楽です。

焼き場に立つ少年と同世代の父

【通夜の席でのあいさつ文を掲載します / 写真の寺と会場は関係ありません】
本日は父・関成行との別れのためにご参列いただきまして、誠にありがとうございます。
晩年の父がかねがね口にしておりましたのは、良き伴侶や4人の可愛い孫に恵まれて幸せだということでした。最期も特別養護老人ホーム照光苑の穏やかな環境のもとで迎えることができ、人生に悔いはなかっただろうと思います。私どもとしては、もちろん寂しさはありますが、それ以上に家族を見守り人生を全うした父を誇らしく思い、褒めてあげたい気持ちの方が強くあります。
ここで父の人生を紹介させていただきます。父は、昭和9年11月8日、農家の5男として当地で生まれました。小学5年生の夏に終戦を迎えるのですが、当時一番上の兄は出征中で、終戦間際に実家を空襲で焼失する体験をしています。私も子ども時代に父の実家で、焼夷弾の残骸の鉄くずが、漬物石代わりに使われていたのを見た覚えがあります。
昭和29年に当時の熊本鉄道高校、今の開新高校を卒業し、当時の保安隊、現在の陸上自衛隊に入ります。昭和35年に結婚、その後、二人の息子が生まれます。長崎県大村市や北海道滝川市での勤務を経て昭和44年から熊本へ戻りました。昭和62年に定年退官しました。自衛隊勤務時代は、幾度か災害派遣出動はありましたが、平和な時代のうちに勤めあげることができました。さまざまな免許取得にも励み、隊の中では自動車運転教習の教官も務めました。ですが、家庭内での父の操縦については、喪主を務める母が数段上手で夫婦で家計をやり繰りしてきました。
仕事外では、スポーツや趣味にも励みました。新年は地区の駅伝に何年も出ていましたし、四段の腕前を持つ銃剣道では私の結婚式前の大会でアキレス腱を切り、披露宴では車いすで参加したのも我が家の一つ話の大きな思い出です。私たち兄弟の子ども時代、本人はまったく本を読みませんでしたが、子どもに本の買ってくるのは好きな父でした。おかげで、二人の息子は東京の大学へ進むことができました。本人は定年退職後に吉川英治全集を読むといって買い込んだのですが、結局1冊も読み終わらないまま書棚を占有しています。
このようにだいたい自分が行いことは行って満足だったと思います。見送る遺族としては、父にならって悔いの残らない生き方を続けたいと思います。みなさんに見送られて父もたいへん喜んでいると思います。本当にありがとうございました。

職業能力と事業能力

仕事ができるということは、言い換えれば職業能力ということになり、その要件については、自ら事業経営に携わる職業人も事業所に雇われて働く職業人も変わりないように思います。大雑把に言えば、好感が持たれる人、信頼される人が、概ねいい仕事をします。しかし、事業能力については、その立場でそもそも要求される場合とそうでない場合があり、同じ職業人でもかなりの差があると思います。

環境、感情、行動

所属団体で研修を実施しました。福岡からお招きした同業の講師は、仕事ができる要素として職場環境や身だしなみ第一印象の大切さを語っておられました。私も時々就職ガイダンス講師の仕事に携わることがありますので、その重要性は所属団体以外の他の仕事にも通じるものとして理解できます。ここでいう環境には境遇という意味合いも含まれます。ストレスが動機になることもあるかと思います。写真は、菊の花で表された七五三の文字。

公益性はあるのか

桜を見る会と大嘗祭の内容と公金支出のあり方が話題になっています。どちらも公益性が問題です。公金を使う以上は公益に資しているのか、その正当性が問われます。私的行事であったり、もともと公的行事を私物化したりすれば、公金の使い方に疑念が生じます。諸課題を見渡すと、公助の拡充が必要なものが山積しているのを感じます。写真は、高野槇です。

 

水鳥の視点

人吉を訪れた際に初めて球磨川下りの舟に乗船しました。水量が少なく流れも緩いコースでしたので、ゆったりとしたものでした。いろんな水鳥ウォッチングを楽しめ、地上とは異なる視点も新鮮に感じました。

人吉訪問

秋の人吉を訪ねる機会がありました。地元からだと途中休憩を入れても車で60分の距離です。3年ぶりにおじゃました永国寺の本堂が立派で木彫り部分に見入りました。