日別アーカイブ: 2019年10月6日

相続についての相談

10月6日昼の熊本駅はワールドカップラグビーのフランスvsトンガ戦の観客であふれていました。そんななか、熊本地方法務局で全国一斉の催しである「法務局休日相談所」が開催されるのを知って「相続に関する無料講座」を聴講しにいきました。講座は法務局職員による「相続登記について」が30分と、公証人による「相続と遺言」が60分となっていました。聴講者は高齢者が多く20人程度でした。分かりやすい内容だっただけにせっかく休日に開かれるのに少しもったいないなとは思いました。本来であれば事前予約制だったのですが、当日まだ受け付けてもらえるということで、併催されている相談コーナーも利用してきました。
相続登記の手順について以下の質問をして回答を得たので、参考までに記載しておきます。
1.相続対象の建物表示が登記内容と現況で異なる場合、表示の更正も行わなければならないのか? (答え)登記内容通りの表示のままで所有名義の変更、つまり相続はできるそうです。遺産分割協議書には登記されている建物の家屋番号だけ書いて、現況とは異なる床面積の数値の記載は不要とのことでした。表示の更正の登記申請をするとなると、図面の提出も必要になり、専門職の代理人に依頼すると、費用もかかります。費用をかけるかどうかは相続人の判断に任されます。
2.一筆の土地を複数の相続人で分割して相続したい場合、一旦共有で相続してその後に分筆するのか、分筆してから相続することができるのか? (答え)どちらもできるそうです。相続前に相続人が被相続人名義の土地を分筆してから遺産分割協議することができるそうです。ただし、分筆となれば測量などを専門職の代理人に依頼しなければならず、費用がかかります。将来のことを考えれば共有ではなく分筆してそれぞれ単独所有した方が処分しやすくなります。