日別アーカイブ: 2019年7月7日

映画「新聞記者」

ずいぶんと久しぶりにイオンシネマ熊本で映画を観ました。作品名は「新聞記者」。原案は、現役の新聞記者の著書であり、同著者を含む別の対談本『同調圧力』の内容も劇中劇風で盛り込まれていてリアリティーを追求した創りでした。昨今の邦画では珍しい分野だったので新鮮ではありました。観客のほとんどは、シニア層でした。そういえば、売り場でチケットを買い求めたとき身分証明書を提示することなく、(料金が安くなる55歳以上の)シニアですねといわれてしまいました。権力者に仕える者たちの保身行動には哀れみと滑稽ささえ覚えてしまいます。フェイクニュース作りにせっせと国費を投入しているシーンとかはそうです。まともな役人が一線を越えて犬には申し訳ないけど、走狗へ転落するときとはどんなものなのか、正直保身する必要がない立場の人間には理解ができませんが、描かれたような世界はあるのだろうと思います。主権者である国民の目線で権力を監視してほしい新聞社も恐れる対象を見誤っている空気感も描かれていました。恐れなければならない相手を誤ってはならないというのが、メッセージなのだろうと思います。