日別アーカイブ: 2017年12月6日

収まらないものを伝える

昨夜も「水俣病展2017」のホールプログラムの聴講に出かけました。講師は、シラス漁師の杉本肇さんと文芸批評家の若松英輔さんの2人です。若松さんは、初めて知った方でしたが、水俣病展を見て水俣病を分かったつもりになってはいけなくて、展示で収まり切れないことを来場者一人ひとりが考えて後世に伝えることが、大切ということを言われていました。収まり切れない物がたくさんあるというのは、共感しました。言葉や写真では伝わらないとも言われていましたが、それでも伝える力、社会を変える力は、言葉でしかできないので、そこは誤解を招くといけないなという印象ももちました。あと、評価が持ち上げ過ぎの対象もあったりして、そこは違和感を覚えました。もう一人の杉本さんの話は、私と同年齢ということもあり、当時の環境を自分だったらどうだったろうという思いで聴きました。