月別アーカイブ: 2017年12月

生活防衛に注力を

当社の決算関係の書類もすべて完了しましたので、年明け早々に関係先に提出できる用意ができました。個人事業主の確定申告の作業は来月に行います。けさの地元紙の報道では公務員の定年も徐々に引き上げて65歳へ移行するとか。となあれば年金受給開始年齢も上がることでしょう。ますます勤務先や年金任せにならない生活志向が迫られます。無駄な兵器に予算を使う前に国民が疲弊して倒れやしないかと思います。

シニア向きの仕事

たとえば、行政書士試験の受験は10代でも可能です。昨年の試験では最年少の受験者は10歳、最年少の合格者は14歳でした。しかし、これまで開業については成年に限られていましたので、どんなに若くても20歳以上となっていました。ですが、18歳に成年年齢が引き下げられるようになれば、近いうちに18歳の行政書士が誕生するかもしれません。この動きは税理士や司法書士など他の士業資格でも同じなようです。あとは依頼者の意向です。頭で法律はわかっていても依頼者の抱える課題を正しく理解できるかというと、やはり社会経験がものをいう部分はあると思います。その意味では、シニア層から多くの新入会員が増えてくることを期待しています。

行政不服審査制度への信頼失墜

けさは近くの学童クラブを訪ね、児童とふれあい活動を行ってきました。段ボール紙で大きな将棋の駒を作り、将棋を楽しんだりしました。さすがに小学1~3年生と遊ぶのは体力を使います。世の中のおじいさんおばあさんの苦労を感じました。明日も別の学童クラブを訪ねて民生委員児童委員のPRを行ってきます。
ところで、25日の朝日が、水俣病と認定されなかった人の不服申し立てを審査する国の公害健康被害補償不服審査会側が、裁決の見通しを事前に環境省に漏らしていたと、報じていました。これは行政の適正な運営を確保する行政不服審査制度への国民の信頼を大きく損なう不当な介入です。加計学園問題で「行政のあり方が歪められた」ということがありましたが、環境省自身が「行政のあり方を歪めた」、自浄能力を放棄した憂慮すべき行為です。なんとも腹立たしい思いを持ちました。

六本木にも同名の会社があるようです

熊本県および同県下44市町村が共同運営している電子申請システム「よろず申請本舗」が、2018年1月4日より新システムへリニューアルすると、県情報企画課より発表がありました。これに伴い、現システムでの申請受付は、2017年12月31日をもって終了し、現在利用中の利用者IDも新システムでは利用できなくなります。新システムは、セコムトラストシステムズ発行の行政書士用電子証明書に対応していないことから、電子申請による職務上請求のメニューも廃止となるということでした。もともと行政書士向けのメニューが手数料支払いの電子決済に対応しておらず利便性に欠けていたため、この廃止は無理からぬことでした。話は変わりますが、プライバシーマーク認証でおなじみのJIPDECが運営する「ROBINSビジネスレポート」という企業情報サービスがあり、無料なのでさっそく会員登録して自社名検索を行いました。すると、東京都港区六本木に同名の会社があることが分かりました。当社が設立した当時には株式会社で同じ社名はなかったのですが、いつの間にか共存しているのが不思議です。ちなみにその住所を本店とする会社は他にも多数あり、いわゆるバーチャルオフィスのようです。

距離で判断するのは無意味

読了した富樫貞夫著『<水俣病>事件の61年』の中で不知火海の海底に触れた記述がありました。チッソによる水銀を含む工場廃水がなくなった途端に海から水銀がなくなったということはありません。魚に境界はありませんから自由に回遊します。埋め立てたり海中に仕切り網が置かれた時期もありましたが、海底の地形は複雑でかなり沖合にホットスポットがあり、今も水銀がたまっているということは十分考えられます。したがってどこの魚を食べたか、沿岸からどの程度離れて住んでいたかはあまり意味はなく、平均で考えると被害の事実を切り捨ててしまうことが考えられます。原爆や原発事故の被害についても同じようなことが言えると思います。

死刑は支持できない

車を運転中に聞いた本日正午のラジオニュースで犯行当時未成年だった死刑囚の刑が執行されたのを聴きました。しかも、死刑囚の名前が私と似ているので、衝撃を受けました。刑法において人を殺すのはもちろんのこと、傷つけることも罪になることは、だれでも知っています。大量殺人を引き起こす戦争も違法です。しかし、国家による死刑という殺人がなぜかこの国では未だに行われています。傷害の罪が殺人よりも軽いというなら、死刑を止めて身体を傷つけるにとどめる刑を求める声があっても良さそうなものですが、とにかく生命を奪う刑に固執する道理はなんなのでしょうか。

言葉について

たまたま昨夜見たウーマンラッシュアワーの漫才は、うまく時事ネタの真実を織り込んでいて面白く思いました。電力会社やオリンピック、在日米軍基地(その背後にいる米国政府)への忖度なしに主権者としての疑問を言葉にすることは重要です。何も言えなくなっているうちに被害に遭ってしまうのです。ともすれば、被害に遭った立場の人を責めるクズがいるのに、驚くことが多いです。たとえば先だっても米軍ヘリの部品が落下した普天間基地近くの保育園へ自作自演だろうとか、基地の近くに園が立地しているのが悪いなどと、聞くに堪えない中傷の電話やメールが届いているというニュースがありました。あなたのご主人様は、米軍なのですかと問いたいと思います。そうした行動こそが連中が好んで叫ぶ反日なのではと思います。誰のために言葉をつかうべきか発する前に考えたいものです。

陳情回答をめぐって

地元校区で市に行った陳情の文書回答の報告会が昨夜開かれたので参加しました。すでに口頭回答は聞いていたので、内容に新鮮味はありませんでしたが、会議参加者の役所言葉に対する反応がおしなべて不評なのが印象に残りました。できない理由を並べたてられて年々未解決の陳情項目が積み重なることへのいら立ちもあったようです。相手が逃れられないような論理構築や地域への問題共有を図る運動など、陳情する側の手法も向上させる必要を覚えました。

クリスマス会

毎月介護相談で訪問しているデイサービス施設のクリスマス会に参加してきました。職員の出し物あり、地元の芸能教室の出し物ありと楽しい時間でした。利用者と職員間の交流はもちろんですが、職員の人柄が伝わることにより、職員間の相互理解が進む印象を受けました。今月別の施設のクリスマス会にもおじゃまします。

無料相談というCS

行政書士会で行う無料相談会も顧客満足度を高めるCS活動の一つといえるかもしれません。本日は自身5度目の大矢野郵便局内での行政書士による無料相談会に携わりました。いずれも安心笑顔で帰られて当方も充実しました。同郵便局の職員の皆さんもCSマインドが高くて好感をもてる方ばかりです。本日の相談会のことを前もって本サイトでPRしておけば良かったかなと思います。次回は来年1月10日(水)の13:00-15:00、熊本市国際交流会館2Fカウンターで相談員として携わります。こちらは、外国人の方の在留資格問題を中心に承ります。

喜捨の世襲ビジネスの悲哀

昨日最寄り駅の待合室で見かけたポスターのコピーですぐに頭に浮かんだのは、神社や寺といった宗教施設でした。どこぞの元宮司の事件の記憶が新しかったのかもしれません。ところが、ご覧の通りポスターの注意喚起の対象は振り込め詐欺でした。先日、ある会合で寺の住職さんが、わが町には住民1000人あたり寺が1以上あると言っておられました。よほどの喜捨がないと成り立っていかない業界だなと思わされました。特に世襲ビジネスだけに先行き不安だろうと思います。