日別アーカイブ: 2017年8月1日

死後を誰に託せるか

月末の昨日、切手を貼り忘れた封筒を郵便ポストに投函する間違いをしてしまいました。即座に気付いてポストに記載してある連絡先に電話したところ、集荷する郵便局で取りおいてくれるとのこと。夜、その郵便局から電話があり、切手を届けて事なきを得ました。郵便物の中身が請求書だっただけに信用やマナーを貶めない出来事でした。さて、そういううっかり者の死後事務をどうするのか。自分の葬式や墓はどうしてほしいのか。小谷みどり著の『<ひとり死>時代のお葬式とお墓』(岩波新書、780円+税、2017年)は、語弊がありますがたいへん面白い本です。一例を上げると、火葬場の予約が入れやすい時間帯は東京都の場合、9時半開始のコースらしいです。セレモニーとセットしにくいから空いているそうですが、人気の時間帯だと数日待たされることがあるので厄介です。ここ20年の平均寿命の伸びもすさまじいものです。20年前までは男性で3分の2以上は80歳手前で亡くなっていたのが、いまや半数以上が存命です。長くなった高齢期の生活をどう工面するかに奔走させられるのですから、それはそれでたいへんな世の中になってきました。