関輝明行政書士事務所」カテゴリーアーカイブ

自家製の馬鈴薯種芋は使用禁止

たばこ耕作者からすると、たばこ黄斑えそ病のウイルスに汚染されたジャガイモが周辺にあると、アブラムシが媒介となり、同病害伝染の危険があるそうです。ジャガイモを作付けする際は必ず農水省の検定済み種いもを使用し、自家製の種いもは使用しないでほしいという呼びかけがあっています。注意したいものです。

言葉と法律運用

国会中継については限られた時間ですが、視聴してみると、交わされる言葉によってその人の資質がよく表れて参考になります。募っているけれども、募集はしていないという答弁は、聴いている方の受け止めも理解できないのかと、心配になります。現実のさまざまな展開に応じてとる政府の行動がどのような法律に基づいているのか、それは考えなければなりません。運用の正当性は確保できるのか、いろんな想定をして禍根を残さない対応であるか、能力が常時問われるのを感じます。

叙勲と相続税申告

死後事務にはいろいろな手続きがあって亡父の叙勲受章申請をお願いしていたところ、昨日、授与の訪問を受け、仏壇の前で受け取りました。けさは税務署へ相続税申告と納付に行きました。亡くなってから70日余りで一通りの手続きが終わりました。安堵しているところです。

医療ツーリズム

放送大学の行政法のテキストにはさまざまな実例が載っていて、明日、今回の新型コロナウイルス肺炎が、指定感染症として閣議決定される見込みの感染症予防法も扱われています。今まで存在を知らなかったさまざまな行政法に触れることができ、この分野の奥深さを改めて感じています。さて、先進医療のサービスを受けるために訪日する旅行のことを医療ツーリズムといい、その目的の旅行者のことを医療インバウンドというようです。発生した中国国内での医療が立ち遅れている中、富裕層の医療インバウンドを受け入れる考えがあってもいいと思います。無理して統合型リゾートを作ってもすでに実績のあるマカオや韓国から奪うだけの魅力があるとは思えません。人の移動を閉ざさず、日本の医療サービスや医薬品・器具用品を購入してもらうことは、利益があることだと考えます。

行政法の視点

趣味で聴講している放送大学講座で今面白いのは、行政法です。行政法というそのままずばりの名称の法律があるわけではありません。民法が含まれる私法と異なり、公権力と主権者の関係について定めた公法の中の一つのジャンルといった方が分かりやすいかもしれません。しかし、数多くある法律の中の9割が、この行政法に含まれます。たとえば、感染症対策を定める法律は、行政法に含まれます。行政法については、公務員や首長、議員はもちろんのこと、国民もその建て付けについて知っておくと、行政監視の視点がずいぶん違って見えると思います。特に行政が有する情報は、国民共有の財産ですから、それを公務員がどのように取り扱っているか、よく見ておくことが必要です。それによって、さまざまな言い訳の正当性も判断できるようになります。
言葉のつかいかたで難しいのが、天皇のおくりなです。たまたま昨日届いた所属団体の会報で秋の叙勲受章者の文章が載っていたのですが、そのなかで現在の天皇をおくりなで表記していたのに驚きました。また昨日の大相撲中継で、実況アナウンサーが上皇のことをおくりなで述べていて、さすがにこの点については、その後の放送時間中に2回お詫びのコメントを出していました。
要は、その立場にある人が、どういう言葉を発したら、立場にふさわしい能力を兼ね備えているかどうかの見極めに役立つということになります。
ちなみに公法の最たるものは憲法です。公法は公権力を縛るものです。

研修目的と効果

昨日は地元の市教育委員会主催の人権教育指導者研修会に参加しました。参加対象は人権擁護委員や教育委員、市関係部署などでした。日頃、人権侵害事案の相談や救済に関与する立場の人たちです。この日の研修講師は、同和地区をかかえる公立学校での勤務経験がある元教員の方でした。講演内容は、人権尊重全般や同和問題の歴史の解説など大味な内容が多く、教育指導の役に立つ実践的な対応方法の紹介といった側面ではたいへん物足りないものでした。確かに県の登録講師という触れ込みでしたが、自己紹介でもかつてどこそこの学校長でしたという点にはまったく能力の保証にはなりません。研修会を企画する側も、もっと目的と効果を考えて講師の選定や研修内容の依頼を行うべきではなかったかと思います。ちょうど主権者教育の講師が言っていましたが、学校には閉鎖的な文化があり、外からの参加を好まず、たまたま外部から講師を呼んだときはその講師に内容を丸投げしてしまう傾向があるといっていました。昨日はまさにそうした傾向が強い研修会でした。それと、熊本県における人権侵害といえば、水俣病被害者を認定しようとせず、救済に後ろ向きな県そのものという思いがあります。それらしく研修を消化すれば「やっている感」のポーズが出せるという企画者の安直さをスルーしないようにしたいとも感じました。

主権者教育

県内市町村の選挙管理委員や明るい選挙推進推進協議会メンバーが参加する、今年度の「明るい選挙推進大会」へ昨日行ってきました。まず開会あいさつに立った県明推協会長の地元公立大学教授が、「本年度は選挙制度130周年の節目にあたる」と述べた際の「節目」の読みを「ふしめ」ではなく「せつもく」と言ってたので、がっくりしました。その後、各種表彰状伝達にあたった県選管委員長の賞詞読み上げがぼそぼそ声でちっとも明るくなく、祝賀感がありませんでした。元高校教師による高校生向けの主権者教育の模擬授業は、生徒の関心の引き付け方という授業運営手法として一定程度の参考にはなりました。気になったのは、棄権防止の理由に政策権益の世代間対立が強調されていたことです。意外なことに各政党のマニュフェストを読むと、社会保障については大差はありません。露骨な世代間格差はありません。むしろ税制・財政問題における所得間格差の是正についての学びが重要ではないかと思いました。授業における政治的中立を保つために憲法や安全保障の争点は、教える側の力量が問われるため、避けがちなのかなとも思いました。

バッグドアショック

一昨日視聴したNHKの「ファーウェイショック」は、政治権力と巨大IT企業との結びつき、究極的には人権の問題を考える興味深い内容でした。5Gの通信技術を取り入れたスマートシティは、渋滞緩和や治安維持に寄与する反面、個人の行動がどこまでも把握される気味の悪い社会ともいえます。スマートシティ=賢い都市というのは、ひどく悪い冗談に聞こえてしまいます。このIT技術には国家間の思惑も絡んでいて、他国製の通信システムを通じて情報が抜き取られる可能性のあるバッグドアの存在についても番組では取り上げられていました。しかし、警戒対象の他国がそうであるように、たとえ自国内のシステムであってもその可能性はないとはいいきれないと思います。覇権にはITだけでなく、通貨もあります。人権擁護以外のグローバルスタンダードは作らせないことがほんとうに賢い行動だと思えます。

国会見学

先日初めて国会議事堂を見学する機会を得ました。本日から通常国会も開会しました。最も有効な有権者教育は国会での論戦を見聞することではないかと思います。それに耐えうる代表を送り込んでいるかもしっかり考えてみる必要があります。

都心の暮らし

久々の都心散策でよく歩きました。郊外よりも都心の方が健康な暮らしができる感じがします。写真の階段も昇りきったのですが、当然のことながら降りてしまわないといけないわけで、出世を果たした気分までには至りませんでした。

教育格差を感じるとき

1年前のこの時期は、次男の大学入試の受験申込手続きで奔走していたのを思い出します。一般入試やセンター試験利用入試に加えて試験日、合格発表日、入学手続き期限日の把握と調整がありますし、受験料や入学金等の納付管理もあります。申込方法や入金方法も大学ごとに異なり複雑な作業を行うのはたいへんな負担でした。それを考えると、来年の共通テストへの移行も当事者にとっては不安だらけだと思いますし、教育格差を感じるときでもあります。

「家族の幸せ」の経済学

今度読んでみたいと思ったのが、『「家族の幸せ」の経済学』です。現実に起こっている現象を見極めるためにはさまざまな事実を押さえることが重要です。副総理が過去2000年の民族と王朝について不見識を露呈しました。現在の北海道や沖縄がどうだったか、少し考えれば変な発言は出ないはずですが、あまりにも歴史知識が劣っていて恥ずかしい限りです。

愛称募集

応募資格が市民限定となりますが、市が次年度に開設する「子育て世代包括支援センター」の愛称募集に応じてみようかと思います。子育て支援計画素案に対するパブコメが昨日締め切られていたのを本日知ったので、そのリベンジのねらいもあります。

御正忌報恩講

生前寺参りをすることがなかった父が亡くなってから、否応なく寺の行事情報に触れる機会が多くなっています。御正忌報恩講の案内がありましたが、宗祖親鸞聖人の命日である1月16日まで、だいたい1月9日から連日、恩徳を偲ぶ法要のことだそうです。もちろん寺によってその期間は短縮されているようです。京都の本部ではインターネット中継もなされています。ところで私は、親鸞の没後ちょうど700年後に生を受けたのだなというのも改めて知りました。

農地バンクの活用を

機会があって近辺の農地所有者宅を訪問しています。80歳代の方が多く、農業後継者もいない世帯がほとんどです。農地の出し手と受け手をマッチングする農地バンクへの登録を勧めています。未相続の農地も現在は共有者全員の同意がなくても貸せるようになっています。農地を売るにしても中間管理機構を通じると登記や税制で優遇されます。

人生は一度きりか

昨日、私が過去15年間勤めていた企業の代表者が亡くなられました。故人には私事においても仲人をお願いしましたし、たいへんお世話になりました。会話したのは、熊本地震の直前に、当時、私の長男が大学進学した折に、電話をいただいたのが最後でした。来月には叙勲の祝賀会にも参列する予定でしたので、久々にご挨拶するのを楽しみにしていました。在職当時、故人がよく口にされていたのは、人生は一度きりということでした。夢という言葉が好きで、働くのも遊ぶのも一生懸命という生き方を実践されました。反面私は、働くのも遊ぶのもそれほど好きではなく、しいていえば学んだり知ったり、考えをこうしてまとめて書くのが好きのように思います。ただ、その15年間でいろんな仕事も経験できましたし、いろんな場所を訪ねることもできました。今の仕事や生活環境に役立ってきていると思います。故人と私違っているようで、お互い好きなことをしてきたという点では似ています。悔いを感じなければ、人生が一度きりで終わりと達観することにはならない気がします。

2020年農林業センサス

5年ごとにある、農林業センサスが、2020年2月1日現在で実施されます。農林業経営体調査については、市町村調査員が、農林産物の生産を行うまたは委託を受けて農林業作業を行い、生産または作業に係る面積・頭羽数が一定規模以上の「農林業生産活動」を行う者(組織の場合は代表者)を対象に訪問して調査票を回収する方法と、調査客体が自らオンライン報告によって回答する方法とで行われます。農林業センサスにおけるオンライン報告については、今回が初めての導入となります。調査の利便性や効率化から必然の流れだと思います。もともと、国内の生産構造、就業構造および農山村等の農林業をとりまく実態を明らかにするとともに、農林行政の推進に必要な基礎資料を整備することが目的とされています。2020年の調査項目に新たに加わったものとしては、(1)後継者の確保状況、(2)収入保険制度の導入を念頭にした青色申告・簿記の実施の有無、(3)有機農業に取り組んでいる作物生産(品目、面積)があるとのことです。市町村でも把握したい統計情報が得られそうです。