カテゴリー別アーカイブ: 関輝明行政書士事務所

懸案は山積している

最近長年そのままにされていた案件の取り扱うことがあります。当事者も専門家に相談されたことがあるようですが、解決せずに年月だけが流れたというケースです。なかなか面倒な案件だと向き合おうとしない専門家がいることも残念ながら事実です。行政がらみだとなおさらです。しかし、解決の糸口はあるものです。

納税に見合う受益への信頼を

きょうは、勤労感謝の日です。国にとって何がありがたいかというと、雇い主が国に代わって所得税を集めて納めてくれるということではないでしょうか。いわば納税を感謝しますという意味合いもあると思います。それでいけば、別に働いていない人でも、消費という行動を通じて消費税を納めています。これも勤労所得と同じく事業主等が国に代わって納めています。どちらも個人が直接税務署を訪ねて税金を納めないので、国民が貢献しているという自覚が薄まっているだけです。モリカケ問題もつまるところ国民が託した税金の使われ方の問題です。公平公正を欠く扱いを行政が行い、国民が他に受益できた部分に損害を与える結果をもたらしたのではないかという疑惑が残っています。とにかく働く人だけでなく、働けない人も感謝されていい社会が自然だと思います。写真は、熊本城周遊バスしろめぐりん車内から見えた細川刑部邸の倒れた塀とイチョウの木。

期末と歳末業務

今月末が当社の決算期末、来月は個人事業主である事務所の期末、年末調整事務もあります。加えて再来年は消費税増税や改元もあります。いろいろ先々も見ながら処理を進めていかなくてはならない時期です。業務案件もできるだけ多く年内に整理したいものです。写真は先日参加した防災訓練の一コマ。

ロアッソ熊本とユキマサくんの順位確定

昨日、J2ロアッソ熊本と「ゆるキャラグランプリ」にエントリーしていた日本行政書士会連合会マスコットキャラクター・ユキマサくんの順位が確定しました。結果は、ロアッソ熊本が降格圏の21位。ただし、J2ライセンスを持たないJ3クラブが2位以内に入ることが確実になったため、降格は免れました。ユキマサくんの方は企業団体部門で、7位。昨年より順位は上げましたが、序盤3位、中盤6位から後退しました。この結果を受けて来季はどうするのか、考えを受けてから支援の力具合は決めたいと思います。

自分に正直に

昨夜、水俣病展2017の関連イベントで、緒方正美氏と香山リカ氏の話を聴く機会がありました。語り部として活動されている緒方氏は、自身の人生を振り返って、逃げる人生、闘う人生、向き合う人生の3つがあったと語りました。患者となったことで失うものばかりでなかったといいます。加害側の当事者に対する赦しの心境については、緒方氏でしか気づくことができなかった重い経験だと思いました。香山氏からは、たとえ第三者であったとしても、自分にとって嫌なことであれば、発言するという姿勢を受け取りました。水俣病とのかかわりということでは、同じ精神科医であった故・原田正純氏の著作から先入観をもたずに研究する姿勢や患者の暮らしを知る医者としての姿勢を学んだという話でした。共に差別する浅はかな人たちからの攻撃を受けた人ならではの強さややさしさを感じました。それにしても思うのは、フェイクにはまってヘイトスピーチを繰り返す人々は、何かから逃げる心の病があるのではという気がします。

相思社元職員の訃報

けさ相思社から下記の訃報連絡をもらいました。退職後、闘病生活を送っておられましたが、相思社の設立10年から40年目にかけての時期を中心に支えてもらった方でしたので、惜しい限りです。水俣とは縁もない多くの方が患者支援に動いてこられましたが、弘津氏のような目立たない支えこそが、最も強く頼りになったと思います。ご冥福を祈ります。

弘津敏男さんが亡くなりました

相思社元職員の弘津敏男さんが11月17日の朝、お亡くなりになりました。
謹んでお知らせ申し上げます。

葬儀は下記の通り執り行われます。

通夜:11月18日 19時より
葬儀:11月19日 10時30分より

場所:大阪府高槻市下田部町2-1-9
北摂ホール
072-672-4200

安否確認訓練を前に

次の日曜日に地元校区において安否確認訓練や総合防災訓練が予定されています。地区ごとに区長や民生委員が要支援者宅を訪問し、安否確認情報を消防団が詰める地区本部へ提供する段取りになっています。訓練自体に参加する地区とそうでない地区、それぞれの役割についての理解が進んでいる地区とそうでない地区、とさまざまです。災害のどのような状況でどのような行動をとるかという判断次第で、二次被害が発生するかしないかという分かれ目もあります。
民生委員など避難支援等関係者の避難行動支援に関する取組指針というものを内閣府が定めています。それによると、避難支援等関係者の対応原則は、「避難支援等関係者本人またはその家族等の生命及び身体の安全を守ることが大前提である。」「避難支援等関係者の安全確保に十分に配慮すること。」となっています。
また、避難支援等関係者等の安全確保の措置として、「一人ひとりの避難行動要支援者に避難行動要支援者名簿制度の活用や意義について理解してもらうことと合わせて、避難支援等関係者は全力で助けようとするが、助けられない可能性もあることを理解してもらうこと。」とも明記されています。いずれも東日本大震災の教訓を経て2013年8月に定められました。

きょうから水俣展2017

本日から「水俣展2017」が熊本県立美術館分館をメイン会場に開かれます。同館とは別会場でホールプログラムも予定されています。第1弾は、下記の通りです。緒方氏は、相思社の評議員会でのご縁もあるので、関心があります。香山さんは、日頃から差別される人々に寄り添って勇気ある発言をしている頼もしい方です。
「私と水俣病」―患者さんのお話から
11月18日(土)午後6時30分開場、7時~9時
[A会場]城彩苑多目的交流施設
緒方正実(建具師、水俣病患者)
香山リカ(精神科医)
水俣病を生み出した近代が、さらに効率性・合理性を極める現代は、心の病が蔓延する社会。そんな今、メディアで親しまれる精神科医の香山。行政に立ち向かい「人間であること」を守った緒方。2人の講演と対話から考える「心を育てる」。

お歴々の顔

先日、地元小学校の学習発表会と地域住民とのふれあい教室を参観してきました。その発表会と教室活動との時間が50分近くもあったので、校長室に通され待っていました。校長室の壁面には、歴代の校長とPTA会長の顔写真の額縁がずらりと掲げられています。校長はだいたい50代、PTA会長は40代の歳のころです。昔の40代や50代はずいぶんと落ち着いていたものだなとつくづく思いました。現在の60~70代の雰囲気です。考えようによっては、人生のピークが昔よりも20年は延びた印象です。それにしても、校長先生は何十枚もの顔に見つめられて執務しているかと思うと、これほど息苦しい空間はありません。早々に退室したい気になりました。

福祉避難所はいくつあってもいい

機会があり地元市内にある施設を見学しました。入居者家族用の宿泊ルームもあり、ちょっとした旅館の客室に近い作りでした。昨年の熊本地震後の一時期は近くの住民の避難先として受け入れたそうです。施設長の話によれば、正式に福祉避難所としての協定を地元自治体と結ぶということでした。他にもカラオケルームや庭園その他充実した施設でした。こうした施設の存在は心強いものです。

ロシア革命から100年後に考えたいこと

一昨日は、ロシア革命から100年ということでした。当時のロシアの格差社会や革命気運と現代の日本のそれとは比較になりませんが、格差を是正して底上げをすることは重要です。所得にとどまらず教育や福祉のレベルにもその視点が求められます。そのとっかかりになるのが、税制になるかと思います。やはり高所得者や法人の税負担を上げることが、数に勝る低所得者の消費を増やし、消費税収も増やすことになります。逆に数が少ない高所得者の税負担を下げたからといって消費が飛躍的に増えるとは思われません。次に考えなければならないのは土地問題です。これはもっと安く持てるあるいは利用できるようにすべきです。特に所有者不明土地は公有化し安く払い下げることで公金を増やすことにもつながります。レーニンが求めた社会の姿には現代の課題に連なるものがあるかもしれません。

武器商人のカモでしかないのか

先日の日米首脳の共同記者会見を見ていたら、米国大統領はつくづく武器商人だと思えました。売り込みをかける相手に対する日本側の卑屈な接待ぶりには大いに疑問を感じます。北朝鮮が相手にしているのは米国なのですから、日本国内に米軍基地がなければ、そもそも関係ない脅威です。むしろ日本国民が盾となって米国を守ってやっているのが正しいのではないでしょうか。その点は、武器商人の発言の変遷を振り返ると、歴然です。というのも、最初は基地を撤退するとまで言っていたのですが、置いておくことのメリットを十分認識してから、その考えは引っ込めています。基地経費の大部分を負担してくれて、武器も買ってくれるのですから、いいカモだと思っているのでしょう。

陶淵明に学ぶ老いの生き方

親戚共一処  親戚 共に一つに処(お)り
子孫還相保  子孫 還(ま)た相(あ)い保つ
觴絃肆朝日  觴絃 朝日(ちょうじつ)に肆(ほしいまま)にし
樽中酒不燥  樽中(そんちゅう) 酒 燥(かわ)かず
緩帯尽歓娯  帯を緩やかにして歓娯を尽くし
起晩眠常早  起くるは晩(おそ)く 眠るは常に早し

身内の者たちがみな一緒に住み、子どもや孫たちもまた支え合う。
朝っぱらから酒や琴(きん)に明け暮れ、樽のなかは酒が底をつくことがない。
帯を緩めてさんざんに楽しみ、起きるのは遅く、寝るのはいつも早い。

孰若当世士  孰若(いずれ)ぞ 当世の士の
氷炭満懐抱  氷炭(ひょうたん) 懐抱(かいほう)に満つるに
百年帰丘壟  百年 丘壟(きゅうろう)に帰して
用此空名道  此(こ)の空名(くうめい)を用(もつ)て道(い)わる

どちらがいいのか、今を時めく人たちが、正義と利益という氷炭相容れぬ欲望で胸をいっぱいにしているのかと。
彼らはやがて寿命尽きて墓中の人となり、むなしい名声だけが言い伝えられるのだろう。

やはり陶淵明の詩に魅かれる

ロアッソ熊本は、昨日アウェイで横浜FCと対戦し、0-2で敗れました。この結果、降格圏の山口に勝ち点差3まで迫られて、残り2試合を迎えることになりました。もしもこの2試合を連敗し、山口が1勝1分以上の成績であれば、21位となりJ3へ自動降格となります。もっとも、J2ライセンスを持たないJ3の秋田や沼津のどちらかが2位以内に入れば、降格枠は1つ減り、仮に21位に落ちても来季はJ2残留可能となります。なんとも悩ましい終盤となってきました。
同じく昨日読了した、川合康三著『生と死のことば 中国の名言を読む』(岩波新書、780円+税、2017年)で紹介されていた、陶淵明の詩にやはり魅かれました。一口に言えば、私生活を楽しむ態度です。死後に名を残したところで何にもならない。それよりも毎日を自分が納得のいくように生きるとしようという態度です。これを利己主義と捉えるのは一面的だと思います。個人の生活が大切にされる社会はどうあるべきかという重要な感覚だと思います。

死を前にしたことば

川合康三著『生と死のことば 中国の名言を読む』(岩波新書、780円+税、2017年)を読むと、2000年近く前の辞世の詩がいくつも紹介されています。そのことに単純に驚くとともに、現代ではそれこそこうしたブログやSNSに記された個人の思いが、それにあたるのかもしれないと思います。

大人の社会科

日本武道館で昨日行われた全日本剣道選手権は、なかなか見ごたえがありました。優勝した熊本の選手は、県警の機動隊員として昨年の熊本地震後の捜索活動で奔走し、2年ぶりの栄冠でした。準優勝をした選手は、過去3度優勝の37歳のベテラン。準々決勝、準決勝と1本先取された後に2本連取の逆転勝ちを収めた凄みはまさに錬士というものでした。
ところで、次に読む本は、井手英策・宇野重規・坂井豊貴・松沢裕作『大人のための社会科』(有斐閣、1500円+税、2017年)です。問題先送りの反知性主義がはびこるなかで、いかに未来を見据えた政策を実現できるか 。40代の気鋭の社会科学者の考えを学び取りたいと思います。

変化への対応という職業経験

第7期の決算月ということで、これまでの7年間の歩みと将来について、過去の経験を踏まえながら考えます。所属組織というくくりで言えば、最初の勤務先が15年間、次の勤務先が10年間。そして独立して7年間ということになります。産業分類で言えば、2次産業、3次産業、1次産業と、経歴の6次化をやり遂げた珍しい例かもしれません。しかし、業種の違いはあっても共通するのは、企業内起業の経験の連続だったということです。市場や技術の変化がある以上、必要不可欠でありましたし、将来を見据えての挑戦だったと思います。向こう10年経てば現在の所属先(しかもそれが複数)での経験がもっとも長いということになりますが、どこの位置であれ変化とそれに対応することが予想されます。それを楽しみながら進んでいこうと考えています。

生と死のことば

これから読む本は、川合康三著『生と死のことば 中国の名言を読む』(岩波新書、780円+税、2017年)。近代法の概念は、中国においては、先に欧州から輸入した日本で加工されたものが受け入れられています。しかし、人間の生死についての考察は、やはり先に文字を開発した中国の人が日本の人に先んじて書き残しています。法律の発展と異なり、生死の本質はそう変わるものではありませんから、今もって学ぶ点は多いと思います。普段の生活においても高齢者と接する機会が多いからこそ、考えてみたいものです。

核兵器禁止へ向かわないとは何事か

地元宇土市の『市議会だより』(11月1日付)を読んでいたら、第3回定例会において「日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書」提出の発議案が、7-10で否決されていたのを知りました。宇土市は非核都市宣言を行っていますが、本議案に反対した市議は、その自己の見識の愚かさを深く思い知るべきです。反対をするということは、日頃危機を煽りたてている北朝鮮の核兵器保有を認めるということに他なりません。もちろん北朝鮮が核兵器を保有する大きな動機になっている米国の核兵器も禁止を求めるものです。脅威の源は何なのかよくよく考えるべきです。それにしても、宇土市の非核都市宣言の看板は、地震で損壊した市庁舎の解体と共に姿を消したのを思い出しました。看板はどこへ行ってしまったのでしょうか。